ということで特集記事のコーナーを追加しました。
本来はBlacklightのコーナーの予定だったんだけど、アップデートでSiegeなくなるとかオワコンすぎるし、記事が増えそうにないしね。
このエリアでは主に3Dでゲームを遊んだりとか、個人的趣味で買ったゲーミングデバイスの使い勝手を独断と偏見でレビューしてみたりとかいった記事が中心になるかと思います。

まず第一回はアニメをヌルヌル見る方法!

これはもちろんAMDのFluid Motion技術を適用してのブルーレイアニメの再生方法について。
いや、これ自体は対応製品買ってみれ!ってことなんだけど、その組み合わせで買ってるアニオタって確率的にまったくいないんじゃね?とか思うんだよね・・・結構ハードル高い。

ただFPSゲーマーに限ってみれば、ハードウェア的な条件は結構そろってそうな気がするので出来るだけ安くヌルヌルアニメを堪能する方法について今回は書いていきたいという訳だ。

まず”基本”となる条件について~~
1)Fluid Motion対応のAPUを積んだパソコンかグラフィックカードを搭載
2)ブルーレイドライブ
3)ドライバーとAMD CCCをインストールし、流体モーションのオプションをオンにする
4)PowerDVD14か15のPRO版かURUTRA版を買う
5)120Hz以上の表示ができるディアルリンク接続モニター
6)対象となるブルーレイのアニメソフト
ざっとこんなところになるだろうか?最低限でもこんだけ必要なんだろねぇ。
グラボ2万、モニター3万、ソフト1万円は普通必要になるし、それに対象となるアニメBDソフトとかレンタルはDVDばかりであまり置いてないので自腹で買うとなるとさらに数万円という出費。

~~~普通のアニオタには無理じゃ!!って感じ。
それにPowerDVDの体験版試した感じではAMDの3D対応モニターとFluid Motionのヌルヌル表示が共存できないっぽいんだよね。
つまりPCでヌルヌルアニメを見るなら3D表示はあきらめて、3DモニターはPS3とか3D対応のBDプレイヤーを追加で持ってる必要もある・・・がAMD系3Dモニターとかマイナーなもの持ってるやつはそうそういないだろうからきにしなくてもいいかw

でもちょっとまってくれ。
AMD系FPSゲーマーで120Hzモニターとかなら普通に持っててもおかしくはない。FPSゲーマーでアニオタとなるとまたハードル上がりそうだけど、基本的にはPowerDVD PRO以上を購入するだけ~~と考えると、非常に高くて誰がこんなのそろえられるの?みたいなものも結構ハードルが下がるだろう。というかTwitterアイコンがアニメキャラのFPSゲーマーでアニオタならAMD系でいいんじゃね?とか。

とりあえず持ってるグラボがAMD系のRシリーズならブルーレイがヌルヌル動くかもしれないんだよ!

もし該当するなら試してみてくれ!

■さらなる安さへ~~

ということで環境をそろえるための安さへの挑戦。
一番のハードルは120Hz表示以上のモニターだろう。

【動画比較】AMDのFluid Motionならアニメが60fpsでヌルヌル動く!!【Ascii.jp】
一応ここの記事によると通常のモニターでも60Hz表示可能だということだが、手持ちの60Hzモニターとまだ買う前の体験版のPowerDVDじゃうまく60Hz表示にならなかったんだよね。
今考えるとfps表示のためのレコーディングソフトとかが起動してるからダメだったとかいうオチかもしれないけど、モニターの種類とかデュアルリンク接続してないとダメとかあるかもしれないので、個人的には120Hzモニターがあればいいと思う。FPSゲーマーなら持っててもいいと思うし、リフレッシュレートが高い方が目が疲れないと思うし。

とりあえずモニターの件は棚上げとして、手持ちのモニターで60Hzぐらいは出ると仮定して次はAPUかグラボ。

そろそろPCを新調するとかのチャンスでガチガチなゲーマーでなければCPUとグラボの機能が一体になったAPUでいいだろう。もちろんFluid Motion対応のね。
グラボはFluid Motion対応のものとなると2万円ぐらいする。

だが・・安いR7 250XでFluid Motionを強引に駆動させる方法が出てきた。

Blueskyのホームページ

こちらのページで公開されているDXVA CheckerでCCCのオプション表示を出し、Bluesky Frame Rate Converterで対応プレイヤーで60Hz表示にするという感じ。
これでブルーレイ以外のアニメ動画も一応再生できるはずだ。場合によっては一旦コンバートが必要かもしれないし、DVD画質をコンバートしてまで表示して意味あるかというとちょっとビミョーだけど。

まあ詳細はサイトの方を見ていただくとして、私のショボイR7 250Xでも表示できた。このあたりのグラボなら一万円そこそこなのでアニメの限定版とか買ったつもりでサブPCなどがあればアニメ再生専用のPCにするために追加購入してもいいだろう。

ここまで来たらあとは再生ソフトだけだ。調べてみたがFluid Motion対応のブルーレイ再生ソフトはやはりPowerDVDだけ。対応が始まったのが14からなので14か15ということになる。
最初に書いたけど体験版で試した感じではどうしても3Dモニターとの共存がうまくいかなかった。
なんか最近のドライバーのアップデートにPowerDVDの3D再生でのバグがどうのこうのというのとかあったのでそのせいとかR7 250Xじゃムリとかあるのかもしれないが、とにかく3D機能オフの状態でAcerの3DモニターでFluid Motionがオンにならなかったのであきらめた。
ということで3D機能がないけどブルーレイは再生できるPRO版一択という感じになった。まあ3D再生のブルーレイプレイヤーはあるしね。
サイバーリンク社製のソフトはブルーレイドライブバンドル版のPowerDVD12とPowerDirecter12を持ってるのだが、ダウンロードアップグレードは13か14からしかダメという縛り・・・う~んと悩んでたらなぜかPROパッケージのアップグレード版は12とかからでも大丈夫という。さっそく注文。

サイバーリンクは抱き合わせとか、新バージョンリリース直前にセールとかやってるので、公式サイトでも場合によっては安いかも。

サイバーリンク公式オンラインストア

ということで私の場合ぬるぬるアニメを見るための新規の出費はPowerDVD PROのアップグレードの5~6000円だけだった。
体験版でも一か月ぐらい使えるのでもしAMDのFluid Motionグラボもしくは対応しそうなR7シリーズのグラボを使っていて、自分のモニターでぬるぬる動くか試すブルーレイアニメがあったら試してほしい。

~~いやまあ最初に書けよとか思うけど、めんどくさい手順乗り越えたり、体験版インストールしてやっぱり駄目だったとかだとがっかりするかもしれないので最後にね。w

ちなみに手持ちのBDアニメソフトでは、ほむほむが悪魔に究極進化する方のまどマギ劇場版が効果高く感じたかな?
エヴァQとか3Dシーンはヌルヌル感もあったけど、まあ3Dはヌルヌルしてて当然な感じもするし。
全般的に背景スクロールはどんなアニメでもヌルヌルするんだけど、銀英伝のDVDを最初に見た時に感じた一部背景スクロールのヌルヌル化みたいな違和感があるのであまり評価しない。
同様に最近のマクロス系エフェクトも速すぎてわからん機動も結構目で追えるようになるんだけど、24FPSで追えないような作画を3Dでするなよとも思うからな~。

<追記>
他のモニター(LGエレクトロニクス FLATRON 27EA33V-B)を試してみたらFluid Motionのオンにできた。
体験版だったのかfpsがどの程度出ているのか確認するために録画ソフトなどをBandicam等を起動してたのが原因かも。
ただ場合によってFluid Motionが効いているのに”AMD Fluid Motionを有効にできませんでした。”と表示されることは多い。120Hzモニターでは一度はなかった現象だ。
とりあえずモニターはわざわざ高リフレッシュレートのものを買わなくても大抵大丈夫だと思いますが、完全な状態ではないのかもしれませんね。