ついにWarrockのサービス終了が決定したようだ。約10年・・・。
UtoPlanetも最初のころは日本中のチョンゲFPSを集める気か?という勢いでFPSやTPSを次々サービスインしたが、ここに来て一気に終了が加速しているように思う。

考えてみれば日本におけるチョンゲFPSゲームの歴史はWarrockが作ったともいえる。
当時は洋ゲー情報サイトだった4gamerでクローズドベータの参加コードを配っていた。どうやら日本運営を探す目的だった~~とどこかの記事で見たような気がする。
実際にはWarrockよりスペシャルフォースのほうが先にサービスを開始したが、それらの”事件”が現在に至るまでの基本無料FPSゲームの歴史に繋がったといえるだろう。

だがここに来て大量のチョンゲFPSゲームやTPSがサービス終了の事態になっている。
もしかしたら韓国のアチョン法が原因かもしれない。あくまで憶測だが。

ここで簡単に説明しておくと韓国アチョン法とは日本における児童ポルノ禁止法案のようなものだが、これにアニメや漫画のような実在しない子供のポルノも含めて禁止する法律だ。
販売はもちろん単純所持も禁止され、レイプ犯罪より重い刑が科せられる。

これは今始まったものではないし、FPSゲームに関係ないような気がするが・・・考えてみれば成人向け作品の規制は裸や性行為だけではない。当然残虐描写も含まれる・・少なくともゲームではそれも一つの規制対象になっている。

つまりすでにサービスが終了したトイウォーズやペーパーマンなど、女児と思われるキャラクターを銃で撃ったりククリで切り付けて”殺す”といった行為は、考えてみればアチョン法が適用される可能性がある。
法の遡及適用はされないだろうが、少女を連想されるようなアバターアイテムは今後実装できなくなるだろう。それでは商売にならないのでサービス終了する。当然だろう。
その流れが大人の女性に見える他のFPSゲームにも広がっているように感じる。

それにアバターだけの問題でもない。基本無料FPSゲームでは多くのプレイヤーが未成年だろう。調べたわけではないがチャットでの言動を見ればわかる。

このサイトもバトルオンラインから戦略研究科、戦術研究科と名前を変えて運営していく中で主張してきたが、AK-48やククリといった武器の実装は反対という姿勢も、子供が紛争地帯の少年兵のような行為をゲームの中で行うのは気分が悪いということからだ。

ゲームの中だろうが、相手が子供だと思うと気分が悪い。そういうものだと思う。

実際に私が主張してきたAK-47やククリ実装すんじゃねぇ!という意見はことごとく無視されてきたわけだが、韓国では別の角度から規制を受けているのかもしれない。実際に逮捕者などが出なくても、韓国のオンラインゲーム産業は政府の支援で拡大・成長してきた。
少なくともそういった支援が打ち切られる状態にはなっているのではないだろうか?

これはチョンゲFPSゲームの歴史の終焉かもしれない。
だが韓国が支配している基本無料ゲームの現状を変えるにはむしろチャンスといえる。
実際Steamなどでは韓国産以外の基本無料ゲームは増えているし、ぎゃるがんなどのエロっぽいレイルシューターがリリースされた。
またSteamで販売されたネコぱらのような、エロゲーっぽいゲームのOVA企画がクラウドファンディングで5000万円以上集めるというのも、昔のSteamでは考えられなかった現象だ。
つまりマッチョなオッサンが殺しあうゲームばかりだった洋ゲーだけのSteamから変化し、PCゲームという世界が”今”急激に変化している。

これは確かに韓国ゲーム文化の終焉かもしれないが、北米やもちろん日本のゲームにとってもチャンスかもしれない。
スマホゲームが全盛な現在、なかなか次の一手として日本のゲーム業界が本気でチャレンジしてくることはないかもしれないが、eSportsなどを日本で展開するには基本無料のゲームではなければいけない・・ということも最近分かってきた。

あまり成功してるとは言えない状況だが、フィギュアヘッズなどのTPSゲームもアーケード版PS4版などの展開を控え、”本気でやるしかない”タイトルも増えてきているように感じる。

日本においてマルチプレイの歴史を作ってきたチョンゲFPS達だが、その役割を強制的に終えた今こそ日本にとってチャンスかもしれない。

だがチョンゲFPSのこれまでの歴史ように暴言により子供が大人を追い出し、一切のお金を出さずにチートでイタズラ放題といった”質の低い遊び場”にならないようにしてほしいところだ。
我々が子供のころはこういった場所は近所のゲームセンターだったが、それはもうない。
ゲームが好きな子供はもちろん、かつて好きだった大人も含めて正々堂々とeSportsの”試合”ができる場を形成してほしいものだ。

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ちなみにDirtybombの北米ネクソンサービス終了と同時に、そちらにWarrockが追加されている。これも最近のことだ。

運営はヨーロッパのネクソンのようだが、こちらで運営しているということは北米でのサーバーなどを追加し、ヨーロッパの運営でサービスしているということだろう。プレイできないので確認できないが。

もしかしたら北米、もしくは日本のネクソンがサービスを再開、もしくは接続を許可する形でプレイできるようになるかもしれない。
昨日のサービス終了ニュースが出た際も、いまだにプレイしているプレイヤーはフィリピン版の方に行っているようですし。

もっともUtoPlanetが他に運営していたオペレーション7はサービス終了後、funpleでの運営再開を発表して移管の登録もさせたが、いまだにサービスの再開の約束をはたしていない。

韓国はもちろん日本が本社のネクソンに期待しても無駄かもしれないが、もしアチョン法が原因である上に韓国以外のサービスが好調なら韓国のみおま国状態での他国でのサービス継続は可能性はありそうだ。
中国で好調(なハズ)のクロスファイアなどは続いてますしね。