イラストレーターを目指すべからず

イラスト教室という形で教室を再会しようと画策してるのだが、20年前近く前のWindows2000や98の頃にFLASHインストールしてやってた教室と違って随分状況も変わっている。

まあ再開しようと思ったのも、生徒が自分のiPadとアップルペンシルとクリスタ持ってくれば、教室でPCとソフトのライセンス用意しなくてもいいというのは非常に大きい気がする。

ということでイラスト教室を書道教室感覚で開くならいまだ!とオススメしてるのだが、イラスト教室とするとなにか語弊がある気がする。

というかイラストレーターって食っていけないんだよね。普通。
具体的に言うと1枚絵を描いて20~50万円もらえなきゃダメというかそれだけで生活できない。
逆に言えば20万円貰うまで出世するのが絶望的・・・そもそも出版業界の発注に依存してるし、その出版業界が完全に斜陽の業界ですしね。
それ以外にそもそも発注は大御所の人から順番に決まっていく訳じゃない。
雑誌等の編集者やライターと仲良くなってコネを作っていくことの方が重要だったりする。というかラクガキみたいな絵でも華を添えるとか、わかりやすく解説するという意味では十分のケースもあるからね。

■今、時代は変わってきている
~~というわけでイラストレーターとか絵師とか言ったものにあこがれること事自体がよろしくない気がするのだが、だからといってイラストを描く能力が必要とされず、出版社とかの人とコネを作ることだけが重要かといえばそうでもない。

時代が変わってると思わない?

雑誌に掲載されなくてもSNSとかで自由に発信できるようになった。
その代わりにイラストを見るのもタダのような感覚に陥っている状態でもある。

最近はあまり聞かないがLINEスタンプのクリエイターになって生活している~なんて人がよくTVで取り上げられたりした。
Kindle Unlimitedでエロマンガ長者になったとか、学生がなろうで書いた稚拙な文章の異世界ノベルが出版されアニメ化され~~とか。
個人が作ったVTuberとかは声優を目指す人にとっても憧れの存在になりつつあるんじゃないだろうか。

つまり
コネがなくてもいい~
プロと遜色ない技術がなくてもいい~
まあヒットするかどうかは割と時の運・・という感じで分からなくなっているところはあるのだが、作品を作って発表してればチャンスがある時代になってきた。

ただ・・・絵が描けないと始まらないんだよね。

なろうでノベルを書いていずれはアニメ化!とかは絵が描けなくてもできるかもしれないが、そもそも話題になって多くの人に読まれなければいけなかったり、出版社の編集の目に留まらなければいけない。運よく出版されても売れなきゃいけないわけだし、その時は担当イラストレーターがだれになるかの運もあるだろう。
だが絵が描ければ話題にならなかった作品はとりあえず電子書籍にして出版し、次の作品を書くことができる。

WEB漫画にしろVtuberにしろ”絵がプロレベル”になりさえすれば、極論するとありとあらゆるコンテンツは自分で企画制作できるんだ。

まあ実際に一人で作ってると何年もかかる・・完成したころには時代遅れ~~なんてこともあるのでそう単純じゃないんだけどね。

■すごくなくてもいい、なんでもそこそこ描けるようになろう

つまり・・・すごい絵を描けるようになってイラストレーターを目指すのはリスクが高すぎるのでやめよう。
一枚20万円とか貰ってても、描くのに一か月かかりました・・じゃ意味がない。税金とか払ったらバイトより安いなんてオチもある。

でも手早く描いた絵じゃ、社会人経験や税金払った経験のない学生や主婦が、採算度外視で描いた絵に勝てないかもしれないんだよね。

だからこそ私は・・

・早く描けるようになろう
・なんでも描けるようになろう

この二点を推奨したいと思う。