ドッターから見たワールドフリッパー

先日Cygamesから新作として突如発表され、そこから電撃的にリリースされたドット絵のピンボールゲームが即リリースされました。

ドット絵でピンボール?
コンパイル時代、オリジナルのポストデビルクラッシュとしてピンボールゲームを企画していた過去がある私としては、ドット絵オリジナルのピンボールとは聞き捨てなりませんな・・・フフフ

BEメガの投稿絵にも描いてみた

・・ということでやってみたのですが・・あれ?なんかアレじゃね?Twitterとかではやたらドット褒めてるんだけど・・なんかそうじゃねぇんじゃね?みたいな。

ダメじゃないんだよ。うん。なんだ・・・
とりあえずこれから話すことはドッターとして最近活動再開し始めて、自分が仕事が欲しいので俺の方がスゲーといいたいだけの話ぐらいに差し引いて読んでくれていい。
というかこのゲームのファンは読まなくていい。これからこういうドットのキャラのゲーム作りたい!ってディレクターポジションの人の参考になればと思う。

まずこのゲーム・・いやドット絵のゲームのいいところを考えてみよう。
なにをおいてもゲームのデータを小さくできる
ぶっちゃけ最近のスマホゲームは容量がでかすぎる。だんだんと64GBが主力になってきているが32GBのストレージのスマホはまだまだ多い。
最近のゲームはまずクライアントが1GB~・・それからイベントやガチャが追加されるたびに300MB追加とか言い始めて軽く3GBとか超えてくる。FPSとかTPSはアップデートは少ないものの特に多い印象。
最近はスマホゲーのログインボーナス回収もめんどくさくなってきたので辞めつつも、なんかもったいなくてアカウントをすてにくいので・・サブのスマホにデータを移動させた。
8本入れて12GBでストレージ満タンになり申した・・。
これからのゲームはいかにスマホに入れてもらって、その後削除されないようにするか?じゃなかろうか。
このゲームもその辺を期待していたのだが・・・いきなり1GBぐらいダウンロードするのは他のゲームとかわらないのね。
でもまあヒットゲームを持っている会社こそ、もう一本当社のゲームをお客様に入れていただくか?は重要になってくるんじゃないだろうか?
実際、このゲームも”自社のゲーム”のコラボキャラクターが最初から出ており、一体はリリース時からプレイした人にプレゼントされるようだしね。

ということでドット絵ゲームはお勧めですよ!ということでw

だが・・ドット絵ゲームを作ろうと思ったら、まずドット絵を描ける人材の確保が難しいのではないだろうか?
非常に同意できる・・・でもその点がこのゲームの問題というか問題じゃないというか・・・。

要するにキャラが小さすぎる!

さっきのメガドラ時代のスクショで言うと、ボールのキャラがガチャから出てくるキャラ。目のドットが縦2ドットしかないし、それを囲うように頭があって2ドットと輪郭線だけの手足がついてる。

ぶっちゃけ
キャラの描き分けが出来ない=誰にでも描ける!
ってこと。男と女の描き分けすら出来ないレベル。

誰にでも描けるとは言ったが正確にはある程度のアニメーションの知識とちょっとしたドット絵の知識があればってところかな?
趣味でドット絵を描いたことがあるぐらいなら大丈夫。むしろ小さいキャラを派手にエフェクトとかをつけるのでアニメの知識の方が重要。ぶっちゃけやりすぎて木が生き物みたいにふにふに動いてるよ・・・。(´・ω・`)
見た目の差がほとんど出せないのでガチャ登場時等に武器をブンブン振り回すドットとかを大量のパターンで描いているようだけど・・まあボールだしね。
そうそう。その見た目の差の問題のせいか、ケモナーというか獣人系のキャラが異常に多いようだ。確かにミミや尻尾付けることで差別化できるからなぁ。逆にバインバインのおっぱい揺らすキャラでもおっぱい描けないんだけどねww

~~とまあそんな理由でこういうゲームを作るというときに重要になるドッターの確保については人海戦術でいい。もっとも仕上げに関してはチーフになるドッターの技量ぐらいは必要だろうが、エアシップQとかいうとんでもないクソゲー作ったケモナードッターCygamesには居るみたいだしね。問題ないw

さて、ゲームを始めて気になったのは・・・これピンボールじゃなくてありがちな引っ張りゲーの角度をフリッパーで調整するだけのものだよね・・
フリッパーの長さがやたらと長く、隙間から落ちたところでなぜかある針でちょっとダメージを受ける程度。全然ピンボールのテクニック必要ないんですけど?みたいな。

これからドット絵ゲームを作ろうと思ってるディレクタに言いたいことは、昔のゲームのドットキャラの良さはキャラを操作できることだ・・ということ。

純粋に容量を小さくしたり、引っ張りアクションの”コマ”をドットで描くだけならまあできなくもないでしょう。

考えてみれば先日サービス終了したホップステップジャンパーズも引っ張りアクションの変形で、キャラがクオータービューだったが、これをドットにしたのと大差ないともいえるんじゃないだろうか?

試しにイラチェンに描いてみたドット絵w

これってガチャから出てくるキャラを結構量産できるんですよ。
ホップステップジャンパーズの例でいえば、ビームをびゃーと出したり。天井から剣や槍が降ってきたり床からドカンと何か生えてきたり・・・みんなこればっかり。
あのゲームはキャラをネタには走らせたりイラチェンできることで逆に”課金してでもガチャ回して欲しい”と思わせる要素がなかったんですよね。後半実入りが少なくて運営が厳しくなってきたら、声優の声すら入れられなくなってましたから。

実はこのゲームでもその危惧はある。

気になってるのはキャラ数がリリース時点でやたらと多く、リセマラ推奨なくせに欲しいキャラが全然手に入らないこと。☆5が2体で妥協しましたが、星5が一体ですら全然でない感じで。

推測するに、リセマラの苦労をあえてさせて、そのキャラに愛着を持たせ、離脱率を低く抑えようとしているんじゃなかろうか?

まあCygames的には所詮は、当社のソフトの2本目になってくれればいい・・ぐらいの感じで作ってるんじゃないかと思ったりもするのですが、その単なるコマをドットにするだけ・・・って感覚でドット絵ゲームが増えても困るなぁという印象もあったりして。

現時点では割と注目されている感じですのでこのままドット絵ゲームも増えて行ってくれればおもうところではありますが・・・

とりあえずだ。
ドッターを死んだとか生き残りだとか飼ってるとかクビにしたとか絶滅危惧種とか・・・そういうことを言うんじゃねぇ!

よろしくね☆

投稿者: 奥田泰光

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