Pro Motion NGというツールを買ってみた

Steamのセールで安かったので、Pro Motion NGというドットツールを新たに買ってみて、1日使い方などについて試してみたのでちょっとレポート。

まずその前にドットツールとは何か?
いやプロのドッターが使うツールとは何か・・・だな。

個人的にはフォトショップというゴミツールをドッターに使わせたことがゲーム業界が終わってしまった原因だと思う。

あえていおう!フォトショップはカスである!と
じゃあなぜフォトショップはカスなのか?坊やだからさ・・・いや、そうじゃない。3倍の速度が出せないからだ。シャア専用じゃねぇ。

ドット作成の作業というのは~~
1)修正する場所を見つける
2)色を選択する
3)その場所にドットを置いて修正
この三ステップの繰り返しだ。1番に関してはどうしたらよくなるかなので、純粋にドッターの経験や技術の問題だ。だが2,3に関してはツールの問題。
仮にフォトショップ系のショートカットキーを押してスポイトにする>左クリックして色を拾う>色を置くが2秒かかるとして、右クリックでスポイト可能なら1秒かからない。

何と作業時間が半分以下!!

冗談みたいだけど、これを一日中繰り返すんだからそれが本当にクオリティーと速度に繋がるんだ。
”スポイトで色を拾う”という概念をショートカットするように訓練されたのがプロ。

さて、話を戻すがこのツールはプロ向けじゃないね。
色が右クリックで拾えないんだ。基本的に右クリックは消しゴム。かといってキーボードオペレーションができるかといえばそうでもない。

じゃあゴミツールか?といえば一概にそうとも言えない。
Ctrl+CとCtrl+Vをひたすらショートカットするツール。確かにそれらをショートカットすれば確かに早い。
ピンとこないかもしれないがどういうことかというと・・まず選択範囲が存在しない。
選択範囲的なものはあるが、マスクの用途にしか使わない。それを拡大したり回転したりって事が出来ないんだ。
じゃあそれをどうやって実現するのか?全部ブラシにしちゃうんだ。

(´・ω・`)

何言ってんだと思うだろ?俺もよくわからん。でもそうなんだ。

例えばレンガの建物や、サイドビューのアクションの近景としてレンガのブロックみたいなのを描くだろ?それを1つドットで描いたらブラシにしてどんどん積み上げるように描くんだ。ブラシで。
そしてブラシとして置く前にオプションのショートカットを押すとこのブラシが変更される。左右反転したり上下反転はもちろん縁取りしたり、ショートカットキー押しながらドラッグすると自由に回転したり、パレットがあらかじめ作ってあればアンチエイリアスをかけてペイントするなんてのもある。

アホか!!アホなのか!!!と突っ込みたくなるツール。

つまりそんなレンガの家とかはもちろん、ちょっと生えてる草、いろんな大きさの木なんてのをスタンプ感覚でぺとぺと置いていく。縁取りはアウトラインとインラインのオプションがあるので少し小さいとか大きいとかのバリエーションも作れるぞw
石畳とかもいろんなサイズの石畳を作っておいて、ブラシで登録してあるものを選択しながら組むように並べていくこともできるって感じだ。

主に背景用かな?

ただキャラにも使える気はする。
このツールを作ったのはSpriterってツールの素材集も出してる。
Spriterってのは日本だとスプライトスタジオとかLive2Dとかが有名だが、いわゆる多関節モーフィングツール。手や足をパーツにしてボーン入れて動かすキャラとかのあれね。ドットとは縁遠い感じの縦にしか手足動かすことができないやつ。
つまり基本はSpriterと連携して使うつもりみたい。

これもアホっぽいけど結構有益だと思う。というかああいうのはタップ割アニメ強制で縦にしか手足動かせないキャラばっかりだから。
どうせベタな画像データーとして使うパイプラインが出来ているなら、その先のツールは何でもいい。
つまりどうしても横に動かしたりしたいときに基本は Spriterで作って、そのモーションだけそれっぽく描きだして、このツール上で修正するって感じ?
なるほど、アリだ。

まあ私はあの手の多関節アニメ嫌いなんで、主に背景用かな?と思っていますけどね。

さてまとめ。

このツールはすでにドットを右クリックスポイトでやってる人には効果がないかもしれない。ただスポイトキーで色を拾うことに慣れている人なら何の問題もなく使うことが出来そうだ。
もしゲーム系専門学校の生徒とかならSpriterとセットで使っていくのをお勧めする。
ぶっちゃけゲーム系専門学校に行ってもあいつらは別にゲームの作り方は教えてくれないぞ。ゲーム会社の就職の仕方を教えてくれるんだ。まったく絵の描けないカス野郎でも騙して就職させるぜ!って感じ。
そういう学校においては多関節アニメツールは便利だ。絵が描けないカス野郎でも動かせるからな!HAHAHAHA!!
だがそれだけだとみんな同じシンプル0円シリーズ THE課題!って感じの作品ばかり出す。ちょっと修正するだけだが他のやつらとは一味違うって感じのアニメーションが作れるかもしれない。

全くの素人が上手く見せるにはいいかもしれない。

逆にすでにお気に入りのツールがあるのであれば移行するまでもない。
但し、背景を描くにはかなり便利そうだ。
またキャラを描くにも背景を表示させた上に描くってのはフルカラー時代の特権だ。
オジサン経験があるので実際の状態もイメージできるけど背景に重ねたまま描くってのは完成のイメージしやすいというメリット以外にデメリットも大きい。

簡単に言えば背景の色をいつの間にかキャラに使っちゃうとか?そのためには右クリックは消しゴムであった方がいいというのもわかる。
このツールの場合は特にそうだろう。
例えばキャラクターの腕を回転させるとして、腕をブラシ化ツール?でなぞって選択したら、まず右クリックすることで消すことが出来る。消してからショートカットを押してドラックしながらちょうどいいところで離してそのままポンと押すとかね。

とにかくかなり変わったツールだ。
”スポイトで色を拾う派”にとってはスポイト機能の1クリックのアクションを削除できない。故に別の部分のコピペ機能の高速化に絞ったツールだと思う。

ざっと使った感じでは機能に遜色もないので素直に使っていけるだろう。
このツールでしか使えないブラシ周りのショートカットを覚えることができるならいいツールになりそうだ。
もちろん背景用やマップチップ作成用として部分的に使っていくのもいいと思うぞ。

追記:ドッターにとってマウスは消耗品だし、今後入手できなくなる可能性もあるからあえて書かなかったけど、マクロ機能付きマウスを使うことで右クリックを実質スポイトにできるぞ。
ドッターさんと変態マウス:http://animex.jp/2019/10/22/mouse/

バニシングの設定と同様にキー(私の場合Ctrl)と右クリックの同時押しを右クリックに割り振ることが可能。左クリックの設定はレコーディングで、左クリック以外の余計の部分を削除すればOK。

ちなみに設定しちゃうと通常の右クリックのボタンがなくなるw
このツールを使うときだけプロファイルを使い、使い終わったらプロファイルを元のものに切り替えよう。

投稿者: 奥田泰光

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