今度の発表会で安いプランを出さなきゃいけない感じではあるんだが、ケータイ関係の報道はどうも安くする気がなさそうな・・・。
auと犬の子もまあサブブランドで安くするからうちは安くしない~~って感じだしねぇ。

マジでか?

だが”ドコモファン”というカテゴリーでいうと確かに”お客様還元”という言葉に終始しているのは確かにしっくりくる気がする。
発表会で何かあるかもしれんが、ここまでのドコモのやり方ってのを整理しよう。

まずドコモのファンというのは移動電話の時代。金持ち社長のステータス的な”070”を持っているということでもあった。
そしてその金持ちの証明は、クレジットカードでもあるdカードとして引き継がれている。つまりは普通のdカードではなくdカードGOLDを持っているということだ。

つまり金持ち専用携帯電話会社だ。

そして金持ち・・・dカードGOLDを持っている人の特典を簡単に言おう。
10万円前後のスマートフォンを一括購入”実質0円”とかを購入すると~~

・二年間の携帯料金が3000~4000円引きになる
・携帯を壊したり、”紛失”でもいい。同じスマホをdカードゴールドで再購入すると10万円までキャッシュバックされる~つまり月額1000円前後の携帯補償に入らなくていい。

・またドコモの利用額の利用額の10%還元。利用額が1万円ならdカードGOLDの年会費相当以上の12000ポイントが戻ってくる。

~~~その他いろいろな保証や特典がdカードGOLD専用でいろいろあるのだが、とりあえず二年間携帯料金が今でいう格安プラン並みになっちゃうわけだ。

そう・・・最初からスマホの携帯料金は安かったんだよ。
10万円のスマホを二年に1度、その価値を認めて定価でポンと買える人にとっては、一回線7000円として、3000円引き(セール品の”実質0円”で4000円引きになるが新製品を買うとして~)で1回線4000円ほど。
家族が4人として、その家族全員に”10万円のスマホを普通に購入してあげられる”人にとっては、”スマホ購入特典”として”電話代で4000円前後”になる。単純計算で4人で12000円だ。
で、dカードGOLDのご家庭様には、毎月10%の1200ポイント入るし、1000円近くかかるようになったスマホの保証と同じ買い替え無料サービスが付く。

そして総務省の横やりでお金持ち専用じゃなくてもあの手この手で”お客様還元”はされるようになった。ギガホ系で家族まとめてお安くするついでにアマゾンプライム会員とかでさらにお客様還元。

つまりだ。携帯料金を安くする気はこれっぽっちもない。
というかお金持ち限定、4人家族限定とかでお客様還元する。

いわゆる情弱というドコモショップで偉そうな態度で教えろと罵声を浴びせかけるが、その実”養分様”と言われる単身者・・または高齢夫婦などの2人ぐらしは相手にしない。それがドコモなんだ。

さてここまで・・前回のエントリーとも合わせてお気づきだろうか?
いろいろなポイント還元系を除けば、普及してからの携帯料金というのは歴史的にいって、4000円前後なんだ。それこそADSLだって4000円ぐらいだった。海外の事例で下げたという今回も”4000円前後”

つまり携帯代金の”定価”は環境や時代が変われど4000円。利用しない人だが連絡先として必要になると基本料1000円。固定電話だってそうだろ?

なんで1万円も払ってる奴がいっぱいいるの?アホなの?

iPhone抱き合わせ商法。ドコモに関しては、iPhone扱うまではGalaxy商法ではあったが、いわゆる養分様から甘い汁を吸い続けている。
総務省的にはおいこらそれやめろ!といってもやめない。タスクフォースとか言って専門家を集めても、逆に甘い汁吸ってる側だしな。そいつら。調子に乗って中途半端な5G対応iPhone抱き合わせで売るぜ!!となっている。

まあ俺たちスマホ欲しいガジェオタも一括0円があった頃は恩恵は確かにあった。2つのキャリアを2年間フルに使わず1年ぐらいずつでMNPしつつ一括0円で購入するとかね。
でもMNPするための手数料や解約料を積み上げて全部計算すると、実際はスマホを原価程度の半額で購入出来てたってだけだ。もちろん型落ち品をね。
最低限の原価を取るために”1万円の解約金”や”MNPの出入りと新規の事務手数料で1万円”が存在していた。
逆に言えば、端末を分割にしちゃえば別にMNP手数料や解約金取らなくていいのは・・・まあ当たり前だよね。

だが時代は変わった。実質0円が禁止されてもうすぐ2年だ。
俺が最後にdocomoで買ったのがGalaxy S9の”実質0円”。来年1月ごろに2年経つ。つまりドコモ的にも通信料定価4000円にはしなければいけないはずだ。

docomoも2万円ちょっとの廉価なGalaxyを発売するのがその証拠になりそうだ。もっとも原価は2万円に近い感じになってそうだが、クレーンゲームの非売品だから原価が400円とか800円超えなきゃセーフの法則が成り立つw

とりあえず端末をほぼタダで配ることはできるので、問題はガラケー壊れた客にどれだけ1000円だった料金を4倍の4000円取ってなっとくさせられるか?だろう。

ガラケー使ってたジジババから3Gの電波を5Gに転換するために1000円だったケータイ料金を4000円毟り取って納得させるか?のほうがドコモにとっては重要かもしれない。