ふと気になる記事があったので紹介
ハンゲームから見るオンラインゲーム市場の考察?とか【Gamer’s Report】
そういやそうだ。正直今のところ公私共に必要性がないので考えてなかったが、やたらに会員数や同時接続数のピークを謳うオンラインゲーム関係のニュースは多いけど、そういうのに限って同時接続数の情報とかって公開してないんだよなぁ。かなり必要性は感じるが・・・。
個人的にマトモにやった唯一のMMOのファンタシースターオンラインの場合、RAGOL Watcherなどのファンサイト?である程度接続数が出てるので、なんとなく元々の必要性に関して麻痺していた部分があったのかもしれない。
正直数字的に結構微妙な感じだ。”減っている”というには判断に難しいレベルだと思うが、TVCMやムックなどの発売などの時期に重なる部分も多いのでキャンペーンに金をかけた割には増えていないとも言える。
またキャンペーンの効果が昼間などに増え、一般の主婦層などにアピールして変動しているかもしれない・・とか。
追記:TBしていただいた記事によるとTVCMは4月だったみたい。
個人的にハンゲームなどは韓国系のアバターアイテムを中心にビジネスを展開している会社という印象。基本的には無料ゲームをしにくるお金の無い子供や学生が中心だが、その中のわずかなプレイヤーが数百円程度のアバターアイテムを買ってくれればいいという考え方だろう。月に安定的に何千円も使ってくれるような人をいまさら集めるのは難しいし、サービスの質の維持などに問題が大きい。
その証拠がEGGのレトロゲームの失敗でもある。まだ失敗と判断するには早すぎる気がしないでもないし、そもそも課金者の接続数などの表示もされていないが、ゲームの有料化や年齢層を広げ、「よりゲームにお金を使ってくれる人」の開拓には、ハンゲームはあまり向いていないと考えるのが普通だろう。
逆に言えば”アバター的な課金”といった点で、アイテム課金系のゲームには向いているのではないかと思える部分がある。
記事の本題はアルテイルのハンゲームへの接続だが、これが上手く行くかはまさにハンゲームしだい・・といった面もありそうだ。
特にこの手のカードゲーム系オンラインゲームはアイデアファクトリーなどがチャレンジしてすでにいくつかのサービスを停止している失敗分野のゲームだ。遊戯王に関してはちょっと分からない部分が多いし、5枚1500円(1枚で30回プレイ可能)な課金形態は、むしろアーケードのカード系マスビデオに近いともいえるので比べることは出来ないだろう。
どちらにしろアイテム課金的なプレイ形態がカードゲームに向いていると理論上思われていても、アイテム課金を有効的に機能させるには”たまにちょっと”ぐらいならお金を払ってもいいといったライトユーザーがプレイしやすい環境が必要で、そのユーザーを確保する為にも無料ゲーム目当ての圧倒的大多数のプレイヤーがいるポータルサイトで運用されなければいけない。
その点今回のチャレンジは、ある意味カード系ゲームのアイテム課金としては最初のチャレンジとも言えるでしょう。
無料ゲーム目当ての人間が少しぐらい減ったところで、運営に関係のある課金ユーザーの変動が微々たるものになりやすいのが、この手のモデルの有効なところだと思いますが、そういった特異なものも含めてオンラインゲームの成功を一ユーザとしては期待したいところです。
個人的にはちょうど無料のウインドウズ版ネクタリスで遊んでる人なので、この手のSLGがオンライン対戦できるゲームって欲しいんだけどなぁ。マスターオブモンスターズやラングリッサーみたいにキャラクターの成長や思い入れが出来る程度のものとか。
今はRTSのメジャータイトルをオンライン対戦したほうがいいって流れだから商品的には難しいんだけど、アイテム課金型にはあってそうなんだけど。
もしアイテム課金的に実現するなら対戦マップのコストや能力に差は出せないので、バリエーションに課金するとかがいいか?
ガンダムゲームで例えるなら、無料同士ならジムやザクにオリジナルのキャラクター1人しか生産・育成できないけど、課金すればジョニーライデンを雇ったりケンプファーを量産・開発できたりするとか・・・なんかいいにゃ??。まあガンダムでやるのは難しいだろうけどね。