ソフトバンク、条件付きで携帯端末を原則無料に【iza】

ということで近くのショップに行ってみました。ソフトバンクショップの方はとりあえず対応。個人的には携帯ショップであれだけ人が居るのを始めてみたといった感じ。受け取りの為かイスに座って待っている人までいて、普段とは大違いだ。

個人的には一応ナンバーポータビリティは出来れば使いたいが、拘ってはいないのでPJ端末端末がいくらになるか聞きたかったのだが、ちょっと忙しそうだったので今日は諦め。ただ表示は0円になってたけどね。
まああれだけ人がいると人気機種が受け取れるかどうか・・・という問題がありそうなので、早めに申し込むのが吉か?例のi-pod nano2gbがもらえるキャンペーンは店頭のポップはついたままだったので継続中みたいだけど、なくなったら終わりだろうからね。
ただ明日発売の新機種も2種類あるので、こっちを狙っている人は明日以降の方がいいだろう。

その後ジャスコ内の携帯ショップも覗くが、新プランに関してはコピーのような紙が貼られているだけで、月々分割の価格が読めないといった状況。旧料金体型も貼ったままだったしね。
とりあえずアクオス携帯で新規7300円ぐらいの表示あり。月額390円で2年契約の分割と考えると、9360円。まあ分割払いの手数料や金利を考えると妥当なところかもしれない。
ちなみに目に付くところに番号ポータビリティや割引きの料金形態を引き継ぐ人は”他社の請求書をご持参ください”というのが貼ってあった。確かにそうだよなぁ。
長距離のビジネス通話やあまり使わない人などはゴールドは意味がないだろうから、申し込みには必須だと思うので注意。

まあ今回のキャンペーンはADSLサービスのことを考えれば、想定内だったかもしれない。ISDN時代は結構高いルーターを自前で購入して使ってたからねぇ。
問題はこれを他社が追随するかという点だろう。料金に関してはKDDIは企業体力を生かして追随したがNTTはあまり追随しなかった。しかしながらモデムレンタル方式というのはどこの会社もやったことだ。今でも無線LANのレンタルで月額料アップというのはあるしね。

基本料金としてはウィルコムでも十分対抗できるのに、未だにあまり普及している感じがしないのは、やはりウィルコム端末が高いという印象があるからだろう。結構頑張ってはいると思うけど、他が新規0円だし、PHSの安かろう悪かろうのイメージを引きずっている以上はあまり豪快な値下げ戦略は意味が無いだろうし。

まあ、安さは確実にある。ただ気になるのはこれでソフトバンクが強くなれるのか?という問題もあるような気がする。
ADSLの時は利用者が増えればポータルであるヤフーの収益も向上する。利用料金だけの問題じゃなく、各種サービスでの利益も取れる。だが、携帯でヤフーのモバイルポータルがどこまで儲けられるか?というのはまだまだ未知数だ。結局の所インターネットには違いないのだし、モバゲータウンなどの先発したシステムに遅れをとるとおいしいところだけ他社に持っていかれる可能性がある。

携帯とネットが上手くつなげられて、ネットにはない独自の利便性が得られないと、投資したコストを回収できるか分からないだろう。
とはいえ、カメラ付でちょっと延びたJフォンをボーダフォンが買収しても何もいいことはなかった。海外で使えるとかあったかもしれないが、多くの人には関係なく、徐々に衰退しただけのことだ。
それに比べれば前進しているのは確かだろうから、この動きは素直に歓迎したい。