昨日の夜こんなポストが流れて来た。

批判するつもりではないという意味を前置きしたうえで、引用ポストした内容を念のため消したうえで、ここにもう一度コピペする~

理事がどの程度影響があるのか分からないが微妙だな。
どうも著作権法がイマイチ分かってない。 そして禁止とは一言も言わず飲酒に例えてるあたり剽窃AI税作りたいだけにしか見えない。 音楽こそ無断学習が意味ないので危機感無いだけかもしれんが・・。
今までJASRACとは変質しちゃうかも。

JASRACの今のところの自称生成AI(以下剽窃AI)の対応は割と正しい。
でもこの理事候補の考え方が主流になるならば、今後JASRACは信用しない方がいいかもしれないというのも本音だ。

どう考えてもJASRACの利益の最大化しか考えていない。
剽窃AI出力された音楽を盗品と知りながらみかじめ料を巻き上げようとしているようにしか見えない。

といったところで、ここまでのJASRACの行動がクリエイター側にどうみられているかを簡単におさらいすると、大きなポイントは2つ。

1)教育分野の著作物無断利用合法を破って、楽譜などで著作権料の徴収に成功。
2)演奏の際に著作者本人の演奏も使用料を取ることでクリエイター側からも猛反発。

大きく分けて2つだろう。音楽系の教室での使用料の問題もいまだに大きいのだが・・・これはどちらかというと2の問題だ。
こちらに関してはもっと柔軟に対応して欲しいところだが今回の話には直接関係ないのでまずは棚に置いておくとする。

大きいのは教育における著作物の無断使用合法を合法ではないと変えたことだ。
教育の現場では著作物の無断使用も可能だった。つまり今の剽窃AI問題に通じるし、教育目的なら著作物盗み放題が許されるわけではないという大きな事例だ。

ハッキリ言えばこれは教育の現場・・というか教科書業界の自業自得ではある。もう結構前になるが、朝のニュースなどで、音楽の教科書に今話題のあの曲が登場!などと毎年のように報道されていた。
ヒット曲を教育目的だからと言ってどんどん勝手に使って演奏していいはずがない。
学校の音楽の教科書なんて翼をくださいとか荒城の月だけのせてればいまだに教育合法だったかもしれないけどね。

さてこんな理事長が就任してしまったら剽窃AI犯罪者から金もらおう!ばかりになってしまう危険性がある。

少なくとも文化庁はそれを狙っている。

少し前のニコニコでのアンケートがいい例だ。
あれクリエイターが著作物を登録して剽窃AIに剽窃させて端金貰おう!
ちなみにクリエイター登録料おいくらなら払えます?ゲヘヘ
~~ってとんでもないものだったからな。

つまり文化庁の狙いはJASRAC的な”著作権使用料を少し巻き上げて剽窃AI犯罪を合法化”なのは間違いない。

完全に文化破壊庁だ。その文化破壊庁の手段が~
1)国会図書館に納本済み著作物をなぜか勝手にぶち込む
2)保証金支払うことで権利者不明等の著作物を勝手に使える(ゲーム等で可決済み)
ということが狙いなのは過去の行動からもあきらかだろう。

国家による著作物略奪が過ぎる。

実際にCDやDVDの違法コピーは私的利用の範囲内では合法になった。
電子記録媒体ではプロテクトがかかっていないというのも大きいのだが、その結果、CD-RやDVD-Rから謎の税金を徴収するようになっただけ。その使い道はまったくもって不明だ。

剽窃AIの合法化にあたって、こういった著作物の無断利用の為の”金の徴収団体”をどんどん立ち上げようとしてるように思う。
絵に関してはニコニコで音楽はJASRACだろう。
ゲーム(レトロゲーム)はすでに法が出来てしまっている。あとは金巻き上げ団体を作るだけだ。

さてここでもう一度私の主張を言っておこう。
自称生成AIは詐欺だし、そっから出たものは盗品です。
泥棒を逮捕するのはもちろん、盗品で楽しんだ奴も逮捕すべし!

だがこれは新しい法律で、今日からおめー犯罪者だから!としなければいけない。法規制されたころには泥棒は盗み得だ。
即効性があるのは生成AIの生成は詐欺、AIも詐欺、だからお前今日から剽窃AIだから!文化庁とかがデータセットの成分分析して、著作物の無断利用が確認されたら違法AI指定!~ってのがとりあえずすぐできそうだがなかなかやらないだろう。

だがJASRACが音楽だけになるかもしれないが、生成AI学習利用料(or保険料)ならすぐにできるかもしれない。

具体的には生成AIの著作物の公開は、元になった著作物を提示できたら元の音楽の保証料だけ徴収して作者に還元、提示できなきゃ盗んだとして高額罰金、ハイ前科も可能。
もちろん学習データの作者に著作権料を支払うという事は、著作者人格権の訴訟チャンスもいただけるという事だ。

当たり前だ。
大切な作品を切り刻んで自分のものにした盗人は地獄に落とすしかない。
少なくとも俺はそう思うけどお前ならどう思う?

注:著作者人格権では損害賠償請求できませんが、販売差し止めは出来ます。その他の部分である程度の損害賠償請求は出来る筈ですが。


なんにしろ、JASRACに求めるのは「教育は聖域!著作物無断利用ゴーホー!」って喚く泥棒をぶん殴って著作権料をふんだくった時と同じように剽窃AI犯罪者(犯罪社)をぶん殴って、倒れたところをそいつのポケットまさぐって財布から著作物利用料を巻き上げて欲しいのよ。

でもこの場合「へい!剽窃AI泥棒ちゃーん。最近儲かってんだって?どうせ盗んだもんでしょ?その中の何割かこっちに渡してちょうだいよ」状態。

危機感がなさすぎる。まあ音楽教室からもお金巻き上げてるんだから、未来のクリエイターの事なんて考えない。当然だろう。
そもそも音楽は商業ベースに乗せるのにめちゃくちゃ金かかるもんだ。
コソ泥が全自動剽窃機で剽窃した盗品音楽をこっそり流して小遣い稼いだところで音楽業界に大したダメージがないからこんなことができる。

もちろんお酒に例えるのは完全に間違いだ。成人だったら盗品酒を売っても良いですって話になる。っていうか酒税よこせみたいなことが見えて本当にエグイ。

もし著作権を知らないだけで無自覚にこんなことを言ってしまったのであれば反省してくれればいい。実際に理事になった人が考えることだ。

JASRACを盗賊から盗品販売の利益を巻き上げる盗賊の親玉にするかどうかを。