さて。今回は一連のSANKOの事件。

個人的にはニコニコのブロマガでeSports専門学校のネタを扱ったら、なぜか格闘ゲーマーにかみつかれてうざかったというのもあるので、できるだけ近寄りたくない話題ではあります。
が、まあこういう過疎ってる自分のブログであれば、匿名コメントをブロックできますし、今回は格闘ゲーマー関係ないだろう・・ということでSANKO関係の動向というものをまとめてみたいと思います。

まず最初に書いておきます。
第一に今回の記事の内容では基本的にLoLプレイヤーの事を悪く書きます。もちろんすべてのプレイヤーが悪いわけではありません。当然です。
が、イチイチ注釈をつけていては話が進まないのでまず最初にその点は断っておきたいと思います。

第二にこのBlogで記事を書いている管理人は格闘ゲーマーでもLoLプレイヤーでもありません。
細かいところでは知識が乏しく事実誤認もあるかと思います。というかFPSゲーマーに利益誘導したいので、「SANKOさん。そんなクソプレイヤーばかりのLoLなんかやめてFPSゲームの大会運営しませんか?」みたいな趣旨で書きます。
ほんとに期待してるわけじゃないですが、まあそういう意味が含まれていることを最初に書いてしまいます。

~~~といったところでようやく本題。
今回の事の発端は”eSportsタイトルとしては世界規模で有名なLoL”の公式大会をSANKOが運営し、その大会において不正が発覚。
その結果、替え玉という不正をしたチームに対して、選手の替え玉おかわりすることで実質おとがめなしで、告発したチームを、暴露しやがったな!気に食わん!!出場停止にしてやる!!という処分をしたことです。
不正しただけならともかく、この処分や経緯における不手際で、SANKOという運営会社に批判が集中しました。

・・・なんで???って感じですよね。

チームで若い選手が戦うスポーツというならば、日本なら高校野球を思い出します。
タバコを吸ったり喧嘩したりといった、不祥事を野球部部員が起こしたなら、普通は出場停止です。チームが。
停止にならない案件でも普通は辞退するでしょう。

なのに基本的におとがめなしです。何もやってない(と思う)チームを出場停止。
つまり不正を起こしたチームを全部出場停止にしたら、大会が運営できない=自分たちが儲からないと判断したんでしょう。
逆に言えば告発したチームも被害者のように見えますが、大多数が不正をしている状態では運営のSANKOとしては、自分たちの利益の為に他チームを告発して出場停止にしたかった~~と見えたのではないでしょうか?

さてここでSANKOというか会社を思い出してみましょう。
ブロマガでも書きましたが、
・講師など発表されてなかった段階ではeSports専門学校の黒幕的存在。
・秋葉原に移転してようやく商売が軌道に乗ったe-sports SQUAREの運営会社
・自身が運営するAfter 5 Gaming第一回大会ではなぜか参加料徴収しようとした(明らかに風営法違反になりそうな案件)

あとこの辺とは別に企業向け漫画で儲けたり
ワールドマンガアカデミーという、日本の作家の無料公開Tipsなどを海外に発信する事業を手掛けています。
直接関係はありませんが、Sun Fairiesというアイドルをe-sports SQUAREがプロゲーマーとして活躍できるようにバックアップするらしいです。LoLで。

~~つまり、この会社、eSportsに関してあまりに知識がなさすぎるんじゃね?と。

会社が金儲けしようとするのは当然でしょう。
不正があったので不正したチームを参加停止にしようとしたら、クズチームばかりで大会が開けなくなりそうなので、シャンシャンで終わらせようとしたというのもわからなくもない。
ある意味、悪いのはクズチームとクズプレイヤーだらけでチャットでは暴言が飛び交うLoLというゲームであって、ある意味でSANKOこそが被害者ではある。

で?どうするの?
最低でも今後LoLのメジャー大会運営はライオットゲームズの直接運営でなければ納得できないだろう。WCGと共に消えたテクノブラッドとか忘れられてる運営会社に委託するとかさw
SANKOの態度も悪かったけど、チームを全部解体して再結成しなきゃダメだろう。それはすべてのスポンサードが外れるということだ。
そもそも論として、スポンサーついてるプレイヤーはとてもプロスポーツプレイヤーとは思えない発言が多い。
実際プロと呼べる待遇ではないし、子供に自社のゲーミングデバイスの新製品を渡すだけといったレベルのスポンサードも多いのだが、それにしても発言や、画像の違法転用してるTwitterアカウントなどが目につく。むしろ匿名だからネット上で悪いことをするのは当然という態度に見える。

スポンサードするゲーミングデバイスの会社だって、基本的には機材の新製品の提供と、たまに海外遠征の飛行機代などを出す程度なので、あまり考えて選考してるわけじゃないだろうが、正直ひどすぎる。なぜスポンサードを外れないのかと疑問に思うほどだ。
これはLoLに限らず、いわゆるチョンゲーFPSのプレイヤーにも多い傾向だ。

プロにふさわしいゲーマーって実は少ないんじゃないか?

企業としてeSportsを利益につなげるなら選手をもっとプロにふさわしいプレイヤーにと育成すべきだろう。Sun Fairiesだっていい。

しかし反省する間もなくその後e-sports SQUAREのリニューアルの為の休業。またそのサイトからの個人情報流出など残念な事件が相次いだ。
当然、予定されていた第三回After 5 Gamingも中止だ。

sunもうSANKOとしてはe-sports SQUAREをSun Fairiesなどゲーマーアイドルと楽しめるローカルアイドルの専用劇場にするしかないんじゃないかな?
というかAfter 5 Gaming出れなかったら出場できる大会ないじゃん・・。エキシビジョンで全敗って・・・。

ともかくはSANKOという会社は今はLoLと決別するべきだろう。eSports専門学校の方で、今年入学した生徒が卒業する2年後などにまたチャンスがあるかもしれない。
むしろLoLのプレイヤーはクズだらけというのを身をもって実感しただろう。クリーンなLoLのeSportsプレイヤーを作り上げるにはむしろそれしかないだろう。

結局のところゲーム動画をコンテンツとして昇華させ、利益が得るレベルに引き上げるためには、やはり人材育成ということに尽きるだろう。
すでに市場があるLoLでのゲーム動画を独占して利益を上げようとか、アマチュアのイラストTipSを翻訳して海外の人間に見せれば価値が生まれるぞ~~というのも悪くない発想だ。

だが、アマチュアをそのまま使う事や、セキュリティに関して十分な知識がないまま大会などを運営するのは問題がある。

そもそもプロとして利益を上げることの是非も含めて、プレイヤー自身が考えるべきだろう。

まあゲームは楽しめればいいんだからね。
金を稼いだりスポンサーが付くプロになりたいならTwitterでの発言も含めて自分自身を律しなければいけない。

そんなめんどくさいことはしたくないのでプロになりたくないと思うのも自由。
でもそれを一度自分はどちらなのか考えてみてほしい。大会に出たいと思うほどそのゲームにのめりこんでいるのであれば、まずは”ゲームの視聴者”を意識してプレイしてほしい。
eSportsと認知されているゲームタイトルであれば、まず大会に出ると決めた時点でプロとまででなくても、高校の野球部に入ったぐらいにはマジメにしてほしいですね。

~~というところでSANKOさん、次の取り扱いタイトルにDirtyBombとかどうでしょう?w
本来運営すべきネクソンは日本で運営する気がないようで、一応開発元のスプラッシュダメージがサポートすることでSteam運営されてますが日本語化されずあまり利益になってないようです。
一応韓国サーバーと思われるAsiaサーバーもありますが、韓国はサポートしてないので実質日本プレイヤーで使えます。
日本人がeSportsで活躍する可能性はAVAの護衛戦の世界大会で日本がそれなりに実績を残しているように、オブジェクト系チーム戦こそが鍵になるのではないでしょうか?

今すぐスプラッシュダメージに連絡を取って、ゲームクライアントの日本語化をしましょう。日本独自の大会を開催しましょう。
ただしDirtyBombのプレイヤーはホモが多いので注意してくださいw