12/20、たまたま休みだったのでこちらに行ってきました。ということでその所感とレポートを。

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その前にちょっとお知らせ。
今まで当ブログの”FPS”のカテゴリーを”eスポーツ”に変更いたしました。
eSports関連の話題は特集記事としていましたが、結構埋もれやすいというか管理人の主観からいうと語るに値しない出来事ばかりなのでこっちでやったほうがいいかなと。FPSのカテゴリーもeSportsに関係なさすぎるものは日記カテゴリーに変更しておきます。ご了承くださいませ。
あと全然言ってないことに関しても個人的に結構突っ込んでるのでその辺に関しては”<>”で一応囲んどきます。

まず今回のイベント。会場となるのはパルコ東館にオープンした中部地区のネット回線業者、コミュファ光のeスポーツスタジアム。
11月15日オープンしたらしいので割と新しいですね。まあ匿名キモオタ格闘ゲーマーとか大っ嫌いなので、そんな連中がイキるだけのオープニングイベントイベントステージなんてガン無視ですけどね!
最初は子供がいる人限定でしたが平日の昼間なのであつまりが悪かったのかオープン開催となりました。

とりあえず最前列座ったらこんな感じでかなり巨大なスクリーン。
・・あの。ここ匿名キモオタにイキらせるだけじゃもったいなさすぎないですか?お金出して大衆演劇呼んだり・・というか巨大スクリーンに背景とか映せるので2.5次元演劇とかやった方がいいでしょ。それをコミュファが昔やってた水族館のライブ放送みたいに会員限定で流すとかさ。
健康ランドやスーパー銭湯みたいに入場料だけで入れるようにしとけば一日楽しめるんじゃね?・・・などと思ったけどコミュファの回線速いアピールする施設としてはちょっと難しいかもなぁ。

などと匿名キモオタ自称選手嫌いとしては、他のビジネスを考えているうちにイベント開始。

登壇者は 松田 孝氏。
検索すると色々出てくるが、36年教育者。前原小学校校長など小学校の教育現場にITを導入した人。
まずは今までの教育の問題提議。
IT導入しようとするとエキセントリックに反対する保護者やいい人の先生たちだが今までの教育が正しいと思っているため、学校のコンピューター・プログラミング教育には否定的な人が主流。

ということから、経歴などを裏話しながら説明。
担任14年、楽しい大学院二年、つらい研修1年、指導主事5年、副校長2年そして47歳で校長から9年。 今、博士課程も~とか。
校長と言ってもプールの水入れ替えに30万かかって~とか、水漏れで500万円請求された校長も居たとかの話とかで自慢話にならない感じで説明。

その後前原小学校の授業風景などの動画などを紹介。
最初はiPadを使っていたが、クロームブックがいいという事みたい。

質疑応答でも子供には将来的にプログラミング等が出来ればそれだけで仕事になるし、イチゴジャムベーシックからJAVAスプリクトを学ぶのがいいと。特に女性。
教室にはグーグルスピーカーとロボホンを置いてて、グーグルスピーカーは同時通訳が便利だとのこと。

そこで出てきたのがソサエティ5.0というキーワード。
政府インターネットテレビというところでも公開している動画を紹介。テレビCMかなにかでショートバージョンをみたことあるかな?
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg16432.html

https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/

日本発の言葉だけど、狩猟時代、農耕時代、工業時代、コンピューターが出始めた情報社会の次の社会。

要するにサイバー空間とフィジカル空間の融合。オタク的には電脳コイルの世界といえばわかりやすいか。そういう時代に変化してきてその変化が状態化しつつある。
だから学校で教えなきゃいけないし、学校も変わらなければいけないという話。

<確かにそうだ。名古屋は車社会。
コンピューターがなくても仕事が出来るが、車がなければ仕事ができないとかいうソサエティ3.0世代の原始人がうようよいて、毎年学年に1人ぐらいずつ子供ひき殺してたよね。
情報化社会にすら対応できてない。スマホも電話とカメラに使うだけど、ガチャに課金するギャンブルマシーンとしか使ってない。

子供たちがモンストやパズドラのガチャの味を覚える前に、>
コンピューターを普及させましょうと。令和3年までに1人1台!
実際に子供たちにソサエティ5.0のこの動画を見せたこともあるが、反応は鈍かったそう。
子供たちにとってはすでに当たり前の世界になりつつあるんじゃないだろうかと。

<日本の成功と車社会とかは工業化の時代にはあってたが、もうすでに合わなくなってきている。
こないだWBSでもやってたけど純粋にAI技術者の数とかでも先進国とは思えない数字だもんね。>

で、ここまでやってようやくeSportsの話。
知ったのは3年前とのこと。
当時オリンピック予算が各校に50万円ぐらいあって、IT化している小学校校長としてはなんとかあの予算が欲しい!そうだeSportsだ!と強引に予算をつけてもらう感じになった。

<は?ww
いやそういうの大好きだよ。
私最近は既存のeSportsに対して”eスポーツ儲かる詐欺”と称して積極的にディスってます。今のeSportsはカスだ!ヤメロ!っていっても顔真っ赤で反論する。ウメハラガーハメガキがーってな。君たちは詐欺にだまされた被害者なんだよ・・・と諭すのがいいんだろう。>

そこでeSportsのよいしょが一応始まる。
ウマハラガー!とかいってるお子様にとっては遊んで暮らせて大舞台で勝利するカッコイイヒーロー。
かっこいいので憧れる・・・そっか、そーなんだ・・・
<うむ。分かるぞ。こんな連中褒めたくないんだよね。w

ここで俺が親御さんに補足しておこう。
冒頭で中学生男子の将来なりたい職業2位とかいう煽りもしていたが、プロeスポーツ選手は”職業”じゃない。しいていうなら賞金稼ぎ。
今プロゲーマーと呼ばれている連中は給料もらっていない。スポンサーがついているというのはそのスポンサーに海外の大会に行く遠征費などを出してもらっているだけ。一部給料制のプロチームはなくはないが、LoLの5人とかで最低限の生活費。タブンよしもととかの芸人チームが一番貰ってるという皮肉な状況じゃないかな?
1位のYoutuberは芸能人。2位のパチプロと例えるとわかりやすいか。
たまに給料もらう打ち子のやばい連中もいるぞw

パチの場合基本は運。腕が入り込む余地がないようになっている。一応ね。eSportsの場合は上手くなることで確かに勝率を上げることが出来る。だが相手も同じように強くなっているので、実質的に運だ。というか作る側としては公平になるように作るのが当たり前だしね。

なので親御さんとしては、芸能人になりたいとかパチプロになりたいという子供は反対するのが当然だ。ぜひ反対してください。
・・・とはいえ日本の工業化時代の仕事、詰込み型の古い教育。はっきりいえばつらいだけだ。これからの時代、勉強や仕事が楽しいと思えるものを目指す事自体は反対しないで欲しいと思う。
まあゲームクリエイター的にはプログラムとか覚えて欲しいよねというところで離しを戻そう。>

でもeSportsはスポーツじゃないよね?という批判が付きまとう。
問題は身体性と健康被害。スポーツは健康を促進するためのもの・・という概念がある。
でも今人気のラグビーとかめっちゃケガするじゃん?
ゲーム依存の問題はあるけど練習依存ってのもある。練習や肉体トレーニングしてないと不安になる。

これって種の保存ってことじゃないのと。
狩猟時代、生き残るためにボール投げたり走ったりしないと獲物が取れない。
だから体を鍛える。

<まあ教育者なのでモテモテになって女の子とエッチしまくるためにヒーローになろうとも言わないけど・・まあそういう事なのかもしれない。>
ヒーローになるのはこれからの時代、電脳空間のヒーローでもいいんじゃないの?と。

さて。とはいえゲーム依存と健康被害については避けては通れない。

まず第一に視力。
ただこれって姿勢の問題じゃない?子供は筋力やバランスの問題があって体幹的に確かに姿勢が悪くなりがちだが、ちゃんとした姿勢なら目が悪くなることなんてない。確かにプログラマーとかでもメガネかけてない人は結構いるしね。

第二は体内ホルモン。これが依存にも影響する。メラトニンとセロトニン。
一番健康に影響が出るのがブルーライトとそれによって眠れなくなることだ。
とにかく寝る前にゲームするな。スマホ見るなと。刺激が強すぎる。
朝起きたらスマホ見るのは刺激が強すぎるから目覚ましにはいいかもねと。

でなぜ依存になるかといえばドーパミンがどばどば出るから。セロトニンが出て落ち着かせるがずっとドーパミン出しっぱなしだと追いつかない。
ここで例のゲーム脳の話が出るが、ゲームやってると前頭葉の機能が低下するのは分かった。
でも機能低下。血流が下がってるのは確かなようだが、それで脳が破壊されるわけじゃないので安心してほしい。

でも前頭葉の機能が低下して理性も低下するとやばくないの?
だが本能で動けるのって楽なんじゃないの?人間の進化かもしれない~とか。

結局は環境の問題で何とかなる。

<そのためにはむしろ娯楽としてのゲームよりeSportsとしてのゲームを推進したほうがいいかもね。
前述の勉強や仕事が苦痛だという環境に置かれていたとしよう。
受験勉強時代のオジサンの世代は塾にも言っていたので学校が終わって夜7時ぐらいまで大体勉強だ。移動時間とかもあるけどね。ぶっちゃけそれって定時まで働くサラリーマンとあんまり変わらんよね。遊ぶ時間は?宿題もやるの?
娯楽として勉強から解放された後に寝るまでの限られた時間にゲームやるなってのが無理だろ。ゲームは部活動でやるだけ‥の方が健全かもしれない。>

で、今までの懐かしい感じのアナログ教室の再生産の時代じゃない。
そんな教育はクソゲーだ。

そういうことでeSportsを前に。教育をデジタルにしていこうと。
二項対立じゃダメよ。
どちらかを拒否してもダメ
いいとこどりをしようとしてもダメ
融合させようとしてもダメ

あえていうならハイブリッド。でもあくまでデジタル優先でデジタルでどうしても出来ないところをアナログでやりましょうと。

<確かにそうだ。自分も子供の頃は割と学校嫌いだった。無視されたりからかわれる程度のいじめはあった。蹴り入れて逃げてくとかさ。
PCで勉強することが進んでいけば、学校に来る必要すらなくなるんじゃなかろうか。そうすれば当然いじめもなくなる。友達に会いたいとか家では勉強できない意志の弱い子が学校に来ればいい。体育の授業とかテストだけ投稿するとかさ。学校の先生の負担も減るしね。
そう考えればeSports部が仮に存在するとしたら、それはリミッターになるんじゃなかろうか?>

という感じ。最後に”学校を変えた最強のプログラミング教育”という本が来年二月末に出るから興味があったら買ってねw~~で終了。

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割とよかったかも。eSports儲かる詐欺のセミナーだらけで、行く気になれないものばかりになっていたが新しい視点が色々見えてきた気がする。脳トレ・知育とか全然出てこなかったが、むしろこのタイトルで大丈夫かとか思ってたしな。

eSports部のコミックにおいても”スポーツとして認められる為とするならば種の保存という観点で優秀である証明をする事が必要”〜という視点は面白いかも。
つまりだ。eSportsが認められる為には
1)女性ファンを獲得して
2)ち○こ入れて欲しいスター選手が必要
と言うことになるな。美少女より美少年が戦うeSports漫画の方が優先度が高い。まあ韓国が割とそれに近かったが、八百長だのなんだので落ちぶれたので、BL要素の方が・・・ゴクリ