著作権者に必要なのは貸与権より報酬請求権 ZAKZAK

昨日ゲームレンタルで記事を書いたばっかりだけど、現状でゲームは著作権者がレンタルを認めてないし、大量にゲームを作って売る為にも、認めるような状況じゃないのは事実なんだよね。でも元々そういう権利がない本に関してもこれを認めてレンタル事業を活性化していこうというのが趣旨だと思う。でもそれじゃあマズイので反対していこうという動きみたい。

・・・・これに関しては微妙なところ。
音楽CDのように・・・といってるが、あれはどう考えてもMDなどにコピーして聞くことを前提にしてるだろう。CDを借りて何らかの形に残さず返却している利用者が多いとも思えない。そんな犯罪行為を助長してJASRACのように私腹を肥やすだけの天下り先が増えるだけじゃないかと思う・・ちゅーか増やしたいんだろう・・・そんな天下り先を。でも貸し本に関しては図書館にないマンガが中心になると思うがコピーを前提にしてはいないし、レンタルによる劣化も当然あるので、現状でもそんなに問題があるとも思えない。図書館の蔵書の問題もあるしね。

個人的には電子ブックの普及の為にも著作権的な部分はしっかりすべきだと思うが、それによって安価な娯楽としての一番のメリットが失われてしまうのではないか?また、本にしても実際かなりジャマなのでレンタル方式と言うのは歓迎すべきところなんだけど、それが逆にネット上でのコンテンツ流通のジャマになりかねない。最近はVHSのビデオテープの販売価格なんか結構安くなってきたもんだけど、普通に定価が1万から2万円とかしてたし、結局レンタルで流通する分だけ生産してるような産業だったしね。それこそセルビデオは普通に数千本単位しか存在してないのが普通だと思う。
そういうことを考えると例えレンタル書籍が普及しても、価格の高騰につながらないとは言えないとと思うのだが・・・。

月額会員制の可能性も含めて、今までのスタイルにとらわれない柔軟なスタイルが必要なのではないか?問題は日本より海外での問題が大きいんだろうけどね・・。