子どもは勉強よりゲーム ネット利用実態、親知らず【北日本新聞】

子供にコンピューター渡してもロクなことにならんから渡すべきじゃないと思う。携帯も同じ。
ちゅうか一生懸命バイトしてコンピューター買うならいいんだけど、大人が勉強に使うだろうと勝手に思ってるというのも変なもんだ。
一時期コンピューターは免許必要にした方がいい・・・みたいな話もあったけど、子供が「原付バイクを図書館に行くのに使うから買って??」なんていうのを素直に信じてるのか。

最近この手の話が多いのは長崎小6女児殺害事件がらみだと思うが、子供は基本的に”残虐性がある”ということに対して目をそむけているようにも思う。正確には人間にはというべきだろう。
年を取って社会生活をするにしたがってモラルや思いやりをみにつけていくもんだが、イジメなどが絶えない・・むしろ陰湿なイジメが増えていることを考えれば、人を直接”傷つけてはいけない”ということは浸透しても、”ネットで悪口を言う”ことが子供にとって”やってもよい”ことにならないのだろうか?

私もいい年だけど、子供の頃は普通に細いヘビや蛙がいて、時々畑の隅に猫の頭骸骨が落ちてたり夕方にはこうもりが飛んでたりしたもんだ。
そんな環境で友達と蛙を殺したり、食べるわけでもなくハゼやブラックバスを釣ったりした。
そういう”遊び”は経験があるし、クラスメイトに悪口を言って先生に注意されても、”事実ジャン”と悪口を言ったことが悪いと思わなかった。もちろん当時の話だが子供はそういうものじゃないのか?とか。
人を殺しちゃいけませんというのは教えて覚えるもんじゃないし小学生で理解できるか?というのも怪しいと思う。

基本的にはコンピューターは身分を隠してコミュニケーションすることが出来る。
それは善人にも悪人にでもなれるということで、子供がコンピューターの中で悪人になることも出来る・・ということだ。

クリエイター教育の為には出来るだけ早めに教えたいと思う部分もあるが、携帯を含めて子供にコンピューターを渡しちゃいけないとも思う。
もし親が子供にパソコンなり携帯を与えるなら、コンピューターで”子供に何をさせたいのか?”また”子供が何をしたいのか?”をしっかり考えた上で与えて欲しい。
というかコンピューターは勉強する道具じゃなく、勉強以外も出来ることすら理解してないんだろうなぁ。

ちと長くなった。
時事ネタは、基本的には正論しかかけないからあんまり書かない。
でも今回は小学生だから??というのもあるのだろうが、本人以外の犯人探しに躍起になっているように思える発言や記事が多いと思ったので書いてみた。出来るだけそうならないように。
タバコや酒が子供に与えてはいけないもののようにネットに繋がったコンピューターも子供にも与えるべきじゃない・・という切り口。

親の教育、学校の教育、コンピュータが悪い、バイオレンス映画が悪いなどなど・・もちろんそういった意見に反対する意見も。
ただ、今回こういった調査結果のようなものが段々出てくるに従って、”子供にコンピューターを渡すべきではない”といったような結論になってくると思う。

とりあえずすぐ出来るのは子供からコンピューターを取り上げるということだけだが、学校でコンピューターを教えていたり、安全の為に携帯を持たせている以上あまり現実的ではないと思う。それよりも子供にコンピューターを渡して確実に有効に使う方法を模索する動きがないのが残念だ。