「オタク」市場、規模は2600億円 野村総研が推計【朝日新聞】

オタク、オタク言われると逆にむかつきませんか(笑)
市場に対するシェアも参考の数字としては面白いかも。ゲームって昔はオタク度数が高かったハズだけど、いつのまにかエロゲー分野とかに押し込まれた感があるので意外に低い感じもするね。

作り手からもこれだけ趣向が多様化すると、一般向けのゲームって作りにくいんじゃないか?
最近はBLOGとかもちょこちょこ見かけるけど一般人気取ったヤツが今のゲームは面白くないとか言う。でも一般に向けて作っても、ちょっと奥深いシナリオや追加システムを作るともはやついていけない。それはシステムが難しいすぎる・・・という意見はあるとは思うが、例えばアーケードのガンシューティングなどにガードや回避という行動を追加しても一切使わないのが”普通”らしい。
敵が攻撃してきたら回避するのはあたりまえなことなのに一般人は”敵を倒さないと面白くないからガードしない”ようだ。
そういう層に関してはゲームというルールを適用されたくなく、オレルールの外のゲームは一切認めないのが現実だ。だから宝くじやパチンコ・パチスロなどの一方的で儲かるかもしれないという頭の悪いゲームに興味が向いちゃうのよね。

その点、独自の考え方を持って作品をキチンと評価しようとするオタク層はコンテンツ産業にとって大切な存在であり、ちゃんとしたお客様なんだろう。いいものさえ出せば時期に関係なく必ず”買ってくれる”のだから。

ただ、オタクを「特定の趣味分野に生活の時間や所得の多くをかける人たち」とするんじゃなくて、マニア・・・といっていいのか分からんが”評価したものを確実に購入する人たち”との区分けをしっかりさせて欲しいような気もする。中には評価に値しないから買わない・・・結果所得の割合からは低くなるって人もそれなりにいそうだしね。アニメやコミックの割合が大きいのは価格帯的なものやリリース商品の多さが直結してるような気もするので、数字はあくまで参考程度にしかならないかもしれない。

追記:
「もはやニッチではない」オタク市場はデジカメ超える2900億円【ITmedia】
マニア消費者層はアニメ・コミックなど主要5分野で2,900億円市場【野村総合研究所】

マニア(オタク)の定義に若干勘違いはあったみたい。そういやモデリング関係はないねぇ。普通に食玩とかを収集するとか新作のプラモデルを購入するレベルじゃあ確実にコアとはいいにくいので人種分けが難しいのかもしれん。