1982年の作品
ロトスコーピングという実写を撮影し、そのスチールを利用して制作するアニメーションの代表作。

それと現代のアニメとの関係はこちらの記事が参考になるだろう
ライブアクションの末裔【HotWired Japan】

20年以上前の作品だし、今となってはこんな手間のかかる手法はとても取れないのだが、やはり人間のアニメーションと、それ以外の動きの違和感はある。
だがアニメーションとして絵を動かすということに関してこれだけこだわった作品もないだろう。
私自身も結局発売しなかったが、あるゲーム開発でこういった作業をしたことがある。
ライブアクションで描き起こしたアニメーション原画をドット絵にする・・という作業だったので、厳密には違うのだが、一つの考え方として経験になった。

正直フランクフラゼッタを知らないとかいった人にはオススメできる作品ではないが、絵を描く人ならば一度は見て欲しい作品だ。

ファイヤー&アイス