権利強化を求める権利者サイドの声【INTERNET Watch】

いろんなところでこの記事の松本氏の意見がおかしな発言とされてるようで。
う??ん。個人的にはマンガ家などは基本的に貧乏で豪邸などが建つリッチな人はごく少数。ジャンプやサンデーなどで、ヒットし本屋が多く豊かになった現代に単行本の売上が上がった人のみってことだと思う。松本氏のように昔の作者でせっかくのヒットであるヤマトは某プロデューサーに大部分の利益を簒奪された方ではそういう考え方が出るのも当然だと思う。逆に松本氏でないと出来ない貴重な発言では?

ようやく最近になって権利が帰ってきたので、いまからでも遅くないと考えているのかもしれない。

まあ、良いか悪いかは別にして著作権の延長を権利者ができるようにすべきだと思う。無制限で。
ただしそれに当たっては相応の相続税のような代価を払う方式がいいのではないだろうか。

ディズニーのようになんとか著作権法を改訂してでも延長したいものがあれば、そうでもないものがあるだろう。
人間のように寿命はあるが、永遠に生きられそうなヒット作品を寿命だからといって殺すこともないだろう。そうでないものは淘汰されればいいわけだ。

個人的には現行法の50年は十分だと思うが金を払って延長するぐらいでやったほうがいいように思える。

そもそもネットには著作権的な犯罪者だらけだと思う。なにか生み出したり、そうしようとした経験がないとこの気持ちはわからん。時間はもちろん失敗したら罵倒されるんだよ?クソゲーとか有料なら金損したとか古い人なら今時の作風じゃないとかパチモノだとか描き分けが出来てないとか・・分かります?
こんなんじゃ怖くて新作は出せないのでヒットしたらできるだけ新作は出さずにそれで食いたいという気持ちの方が先に働いて当然じゃないかと。

なんだか2ちゃん用語の飛び交うBLOGでこんな話題をされてもファイル共有した経験があるような犯罪者のヒステリーに見えるので気をつけた方がいいと思う。
そもそも死後120年になったって、大和や零戦がパクられたってあなた達には関係ないでしょうに。

いいコンテンツの作者に感謝の気持ちじゃなく、お金を送ろうという気持ちにはならんもんか。ただでさえコンテンツは金のなるものとならないものの構造的格差が大きいというのにねぇ。

やれやれ、出資者は無理難題をおっしゃる。

ちなみに個人的に、創作造語に関しては少しはあってもいいが大部分は認めるべきじゃないと思う。コピーライターの考えるあおりやロゴマークなどといったもののように、イメージとセットにして著作権を認めていいと思う。
例えば”真田志郎”というキャラクターと「こんなこともあろうかと用意しておいたものがある」とか。(笑:正直原作は知らんので、アニメ特有ならばアニメのキャラということになるか)

これは分かりにくいけど、現行で○○みたいなキャラと”発注”されて作られるキャラクターはよくあることで、それっぽいものがあまりに氾濫しすぎてるが、そのキャラクターの使っている言動や行動は仮に裁判が起こった時に考慮されなく事が多い、判断材料にもならない。
結果キャラクターが似てるか否かだけに終始し、一般的に”見比べれば違う”レベルならパクっても問題にならないことが問題なんだと思う。だからなんとかするためには、言葉もある程度権利の対象にすべきという主張なんだと思うのだが・・・これを法制化するのはかなり難しいよなぁ。