デジタル放送:求められるコンテンツ制作者の多様化【毎日新聞】

TVの番組をブロードバンド配信しようというのはムシのいい話だ・・・そんなことを書いてるコラムは珍しいような気がする。オタク的にはバンダイチャンネルのようにある程度事業化が出来てたり、ニッチすぎる作品を作るアニメ製作会社がこぞってブロードバンド配信も検討してたりすのるのでイマイチ感じにくかったことかも。

市場規模としてはまだ発展途上だから、アニメ的にちょっとしたものを作っても数千万単位で出来るのだろう。
ただコンテンツプロパイダー側が、その他のジャンル(DVDや劇場といったチャンネル)でやる気がないので数百万単位でしか予算が出なかったり・・それも1クール分とかで(笑)
パチンコやパチスロの液晶演出だってもっと金かけるよ・・とか思ってみるが、考えてみればあれはあれでゲーム化といったマルチユースが出来てるので成り立ってる面もあるんだろう。

まあなんだ、とりあえずDIONは無料コンテンツとかいって他の配信サービスの無料コンテンツをちょっとだけ借りてきてるだけだし、BLOGはあれだし数ヶ月でサービス打ち切るコンテンツやしょうもないプリキュアFLASHしかないのだが・・・あれでいいと思ってるんだろうか?
考えてみればDワンダーの失敗だって”ディズニーを買ってくる”みたいな無駄なリスクマネーを使って結局、ミッキーマウスのような人気キャラは使わせてもらえない(というか描かせてもらえない)みたいな状態だったからね??。

天下り企業のえらいさんにも「優良なコンテンツは何年経っても値崩れしないものである。」というのと同時に、少なくとも金と制作者やシリーズへの信頼がそろうまでは、優良なコンテンツというのはそうそう確実には出来ないものであるというのも知っておいて欲しい所です。