ネットゲームのアイテムめぐる殺人事件で判決【北京 8日 ロイター】

う??ん。まあ中国はオレオレ詐欺でも死刑になる国だから、こういうのには厳しいだろうなぁ。
単純な殺人かどうかとか、宗教や国の価値観によっても違うので一概には言えんのだが・・。

中国経済の中で41歳の870ドルが26歳にだまし取られて、著作権がないような国で存在しないはずのものをめぐって起こった事件。価値観の違いだけじゃすまされないものだろう。
というかゲームでのプレイが”労働”にみなされるのに、ゲームの自体の著作権はないに等しいんだよなぁ。

考えてみれば今の日本のゲーム業界は狂ってる。
本来、コミュニケーションツールとしての”ゲームは他人と一緒に遊ぶ”為のものだ。
しかしながら現在のオンラインゲームを始め、アーケードの格闘ゲームなどは”他人といっしょに遊んで優越感を感じる”為のものになってしまった。それはパチンコやパチスロなどのギャンブル的な遊戯や道路公団の賭けゴルフ問題でも見れるように、賭けも一般化してしまった感がある。

三国志大戦も、もっとRTS的な戦略ゲームとして注目されてもいいはずなのだが、実際のところはカード集めやデッキ構築のような別の面が注目され、新しい形のRTSとして注目される流れはみられないんだよね。

ゲームである以上”競う”のは当然だが、”優越感を得る為に”というものはプレイヤーに求めて欲しくない。
だが実際には、金で得られる優位性をあえてゲームに付加させて、それで企業が金儲けするのが主流になってしまった感があるのは残念だ。