見てきました。最近アニメ話は極力避けてましたが、せっかくなので。
3時ごろの回で行ったんですが、雰囲気としてはやっぱり婦女子率が多かったですかね?
まあ劇場はポケモンの親子連れが多い印象でしたけど。


中身に関してですが・・・一言で言うとアニメ版主要キャラクターによるアクション映画。
またアクション映画としてレベルが高いかというと尺の短さや、全般的にモブシーンが多く、そちらに予算が取られてしまいがちになってた印象を受ける。
それでも婦女子向けに原作でもなかなか出番の無いダメ大佐の活躍シーンがそれなりにあったり、ホークアイの「私を気球に乗せて連れてってイベント」はツンデレ要素も微妙に含有か?(笑)

ただストーリーに関してはやっぱりボンズ製作と言う部分があるのか、ラーゼンフォン劇場版的な良くも悪くも”良くまとまってる的な印象を受けちゃう”んですよね。
特にアニメ版のTVシリーズを見てないとダメみたいな部分があるんで、分かりにくいたとえだと思うが、アメコミのX-MENでのエイジオブアポカリプス的な旧作キャラの意外な立場を楽しむ映画としてみるべきかも。
大総統とか意外に出番が多くて、ニック・フューリー的なサポートに徹してくれるところは個人的にちょっと面白かったけど、ファンタスティックフォーを見てミスターインディビジブルのパロディみたい??と思うようなもんなのであんまり良くないか。

その点で言うとノーアのオリジナルヒロインとしての立場がすごい怪しいんだよなぁ。
見てる最中は気にならなかったコトなんだけど、見た目の感じからロゼ+ラストだと思ってみてた。
声の違いもあるんだけど”こっち側のロゼ”だとするとあの正確の悪さや子供付き&経緯を考えるとヒロインにしちゃうと収集が付かなくなるし、ラストじゃあスカーをヒーローとして出さなきゃいけなくなる。
新規ヒロインとして”不幸そう”な感じを演出するにはちょどいいと思ったのだが、最後の乗合馬車のシーンでスカーとラストのカップルに出くわしたのは著しく蛇足
ラスト好き??としてはそんなん要らんですよ!!
どちらかというと、捨てられたというか元々あんまり似合ってなかった幼馴染キャラの”ウィンリィ以外”は、とりあえずハッピーエンドという”結論を見せたい”感じがしてちょっとヤな感じもしたりして。

とりあえずウィンリィといっしょに行動していたせいか、元々かなり脇キャラのクセに出演カットが多かったシェスカは、目が少し小さくなって大人びたウィンリィに比べてあまりにも変わってませんでしたよ。