最近mixiの退会のネタを書いたのだが、いろいろその関係のニュースも出てるみたい。
有名ブロガーの情報の信憑性は知人・友人よりも低い–Web広告研究会調べ【c-net】
人はなぜブログやSNSの書き込み内容を信じるのか?【c-net】
SNS認知は約5割も実際の登録は3割弱–やめたのは「面倒になったから」【c-net】

ちょっと古めのネタも並べてみたが、どれも比較的最近のものだ。なぜ急にこんな流れになってきたのだろう?

要するにBLOGや匿名掲示板、それにアマゾンなどのレビューなど自分の儲けを誘導するために信憑性の低い情報をばら撒いている存在が居ることをユーザーは感じており、それをもっとも感じるのが、個人の日記ブログにも見境なく送信するアフィリエイトBLOGのスパムTBだったのだろう。
そしてそのスパムTBやコメントに嫌気をさした個人ユーザーが求めた情報の収集先が知人の日記であり、SNSだったのだろう。
mixiなどはある意味でアフィリエイトが個人の儲けにならないことがプラスに働いていたのかもしれない。

だが携帯対応になりSNSも匿名掲示板同様の悪意に満ちた書き込みであふれるようになった。嫌気をさした知人が面倒になって日記をかかなくなればSNSは自然につまらなくなる。
そして知人がレビューしなくなれば、当然SNSの情報の信頼性も落ちるのだろう。あたりまえの連鎖だが、一見携帯対応して会員数を増やし、成功しているようにみえるSNSも崩壊する音が聞こえているようだ。
まあすでに脱出した人間には沈没する船もエンターテインメントみたいに感じてしまうのはちょっと不謹慎な気もするが。

次に来るのはなんなのかは分からないが、世間に取りざたされるものは商売的に成功したものになるだろう。日本語版のセカンドライフかそれとも・・・。