鋼の錬金術師20話
アルが魂の定着について疑念を抱き始める話。
Zガンダムでフォウが記憶に拘ることについて、正直当時(中学生ぐらい?)分からなかったもんだ。
目の前に好きな人がいるのに”記憶を取り返すという目標”に対して理解できないのはある意味当然か?攻殻でいうところのゴーストや人間らしさの扱いに通じるものがあるが、人は何を持って人であるとすべきか?というこの手の話しのメインテーマであるべき問いかけに鬼畜死刑囚を”破壊”するのをためらう主人公、さらには笑い飛ばすというシーンは結構確信をついてるようにも思う。

”モラルを持っている存在が人”みたいな感じか?(微妙にズレてる気がするけど)
人間は誰だって人間だしそれは変わらないわけなんだけど、他人を人を殺すような獣のような人間もいれば、戦争などで力でねじ伏せようとする指導者ややむをえず戦って人を殺す兵士もいる。

人間、夢や目標を持って生きることは大切なのだが、他人を押しのけなければならないようなケースは少なからずどんな職業でも存在するだろう。
夢や目標を持つことを本当の意味で肯定できない場合は、人として潔癖に生きることを目指して自らの殻に閉じこもってしまうのかもしれない。