なんかここのところTVつけると麻原オウム裁判で死刑・死刑やってるななぁ。
日本の征服を企んだ男がその過程で人を多く殺すことを指示し、国家に捕まって死刑になるというのは個人的にはちょっと複雑。というかブッシュというもっと大くの人命を奪うように指示した人間がいまだ大統領として生きていて、ある意味、日本の自衛隊も指示して動かしていることを考えると・・。
”大量破壊兵器がなかったという過ち・事実の隠蔽”が本当に死刑に値する罪ではないのか?と。例え過失でも車で人をはねたら罪になるのにねぇ。

まあ、そんなことは考えてもしょうがないので考えないとして、幹部・実行犯も含めて死刑となったことが妥当かどうか?死刑でも足らないというのならば、死刑制度を廃止して懲役300年とかを適用すべきかというとそれも違うような気がする。結局弁護団が即時上告して、まだ寿命は延びそうだが、ここまで大規模な一種のテロ組織の主犯者の存在を前にすると、死刑制度はとりあえず廃止してみるのもいいかも知れないと思う。それと同時に懲役加算制度か死刑かを犯罪者自身が選べるようにするというのをちょっと考えた。
少しは宗教家としての”知識”があるのならば、自殺が罪だという考え方が出てくると思うしそれを自分で選べるのならば、本人の精神の状態もある程度察することが出来るのではないか?
なんとなく見てて思うのは、キリストが国家に十字架に貼り付けにされたような感じで、後の世ではいい人になってしまう可能性がないとは言えないのが問題だと思う。それは”国家転覆を図った男”が狙った国家というものが、後の世で”悪の枢軸”だったとなれば、絶対にないとは言えない可能性の一つではないか?