昨日から割と絵柄割れ厨というワードが爆誕。
ただX上ではいつものように何が原因でなにが問題なのかわからない人もいるようなので、全体の流れとワードの解説をジジイがしてみる。

発端はネームド剽窃AI侵害者のコミックマーケットへの進出表明と、そういった剽窃AI侵害者への隣のサークルになった人の実質的なボイコット表明。
これに端を発してコミックマーケット運営への非難や擁護。

これと同じくしてnovelAIのアップデートによる、作者名を入力するとほぼそのままその作者の作風が出てくるようになった。
またマイクロソフトの方などからもディズニーやジャンプキャラがそのまま出るとかね。

これによりネームド剽窃AI侵害者側からも~

オイオイ・・・ちょっと盗み過ぎ!
依拠性は馬鹿には分らんし、せっかく類似性がなければ無罪という文化庁のドアホウな解釈してくれたんだぜ?めちゃくちゃ似てなきゃ盗み放題なのになにやってくれちゃってんのよ!

という空気が流れ始める。

同時に表現の自由だからコミケから生成AIを排除すべきではないという、いつもの”技術自体は否定しないが馬鹿野郎”が謎擁護し始める。

そんな中から生まれたのが絵柄割れ厨だ。

まずワード自体の解説をするが、割れとはワレズ。違法コピー品の事を指す。

そして生成AIというものはそもそもAiでもなければ生成もしてない。
生成してないという事は盗んでいるという事で児童ポルノを含む58億5000万以上のLaion-5Bを内包したときに生成AIすごいとなった。
・・・・つまり最低でも58億は画像を盗んでいるのは確実であり、さらにPixivやTwitterなどからも盗んているのがnovelAIでそれが去年の夏頃盗まれて~~~まあ・・あとは調べてくれ。
最低でも58億以上盗んだ盗品の塊を検索、合成しているのが自称生成AIだ。まずはこれだけ理解して欲しい。

つまり使っただけでも割れ厨なのは確定。58億も盗んでないとか反論可能かもしれないけど無駄なのは分るよね?

もっともワレズ(違法コピーデータ)も著作権法の改正により今ではダウンロード自体が違法とされあまり話題にされなくなったが、映画泥棒が劇場の上映前に流されるようになる前は、ダウンロードも違法ではなかった。
というか私的利用まではレンタルビデオ店で借りて来たDVDをリッピングするような奴はいくらでもいたので、私的利用の範囲までは合法にせざろう得なかったのだが。

ともかくマジコンやエロゲーなどでゲームのコピーが当たり前になりゲームを買わないことでゲーム文化が破壊され、エロゲーショップや中小のゲームショップが街から消えていった。その生き残りは今ではカードショップになった。

そういった”割れ”を使うものは、お金のない子供。マジコンや本来年齢制限で買えないエロゲーなどを”割る”人間の具体イメージが、アルバイトも出来ない中学生の子供。
中学生の子供>中坊>厨房といった流れから生まれた匿名掲示板の蔑称としての”厨”がくっついたものが当時の”割れ厨”だろう。

そして自称生成AIの絵を盗む行為がこのデジタル文化を盗む行為ととてもあっていたため、”絵柄”をつけて絵柄割れ厨という言葉が爆誕した。

ぶっちゃけ発言した人そんな深い事考えてなかったっぽいけどね。(´・ω・`)

そしてこの言葉が生成AI利用者だけを上手く攻撃し、マジコンやエロゲーコピーをしていた無能の古傷を上手く抉ったのか、反論も含めてめっちゃ炎上した。

■絵柄割れは絵を真似する行為ではない

ここではっきりしておくけど公式の絵柄をマネする行為は誰も非難していない。
まあ”トレス”はコピーや複製と同義なので絵柄割れには含まれてもいいが、ここでは関係ない。

あえて説明するならば、人が描いた絵にはすべて著作権が発生する。
対して絵柄割り機から出て来たものは著作権は発生しない。

著作権が発生しない”権利者以外の複製品”が生成AI出力物であり、その複製品を合法と言える私的利用の範囲内に収めず、ネットで複製品を無断で公開するに飽き足らず、コミックマーケットという表現の場所で販売することがいかに悪辣な事か・・・

それって・・・普通・・海賊版っていうんじゃ?

それをこの問題をわからない人に知らしめ、かつ自分で考えて答えを出させるのにとてもいいワードだった・・・というのもある。

■規制されたくなければ私的利用の範囲利用を徹底しよう

実は生成AIも私的利用の範囲内であれば割とセーフだと考えられる。
レンタルDVDで借りて来た映画のビデオなどをリッピングしてDVDに焼くまではセーフなんだ。でもそれをネットに動画やISOイメージでアップしたらアウトなのはアホでもわかるよね?

なぜかそれが自称生成AIの利用ユーザーは理解できないし、学習(リッピング)合法!と振り回して個人の著作物を文字どうり盗んでいく。あまつさえ大切な作品をi2iにより凌辱し、複製を孕ませる。

私には奴らの名称はAIゴブリンとしか思えない。だがAIゴブリンと呼ぶと日本では非難されるらしい。場合によっては名誉棄損で訴えると脅してくる。いつもの奴らの手口だ。
今のところ私は剽窃AI侵害者にしている。

だから絵柄割れ厨という言葉は絵を描く規制派には出てこないのだ。
そして憎いAIゴブリンの行動の被害に常日頃からあっている。だからこそ外の人間の非難の言葉が受け入れられているのを見て少しほっとしている。

この解釈が本当に浸透すれば自称生成AI問題は規制しない方法もある。

誰も生成AI出力物を公開・販売しない。その結果規制も必要ない。
世界共通の生成AI表示義務化の規制は出来るかもしれないが、そもそも誰も公開してないから意味がない。

これが一番望ましいんじゃないですか?

法規制となれば何年もかかる。現行法で対応もできると私は考えるがそれは今まで一枚でもAI画像を公開したものを警察が逮捕して罰金500万円以下の刑罰にするということ。
レンタルDVDでリッピングしたことあるやつ全員逮捕に近いわけだけど、それが出来ないから野放しになってしまっている。

だからこそだ。
オタクは使う奴を白眼視し、使ってる奴に注意する。
企業はみんなで不買でやめさせる。イメージダウンすることがはっきりすれば少なくとも企業が広報として使う事はなくなる。

生成AIを使う時点で責任問題になるので中小の企業に注意しても逆切れして批判者をブロックして終わりだ。だが、先日”防災小町”というアカウントがいつものように批判者をブロックした。そして鍵アカウントになった。
そういった流れを見たのか他の防災担当アカウントが”使うのはやめよう”とポストしたせいなのか、最終的には生成AI画像の”盗品”を全部削除した。

個人的には同じ防災アカウントのポストがすごく大きかったのではないかと思っている。

生成AIを公開することをやめよう。もちろん販売もだ。

それが本当に徹底されれば規制のない生成AI問題解決は可能なはずだ。

諸君らの健闘を期待する。

・・・・・まあAIゴブリンは生き残りそうだから結局は法規制するしかない気がしないでもないけどさ。(´・ω・`)

追記:二次創作も海賊版じゃないの?というのをちらほらみかけたので追記。
まず二次創作でも人間が描いたら自動的に著作権が発生します。それはつまり原則的には裁判で著作者側と戦う事が可能です。
なお当然ですがその訴えられた物品が著作物かどうかがが大きなポイントになります。イラスト1枚だけ描いてアクリルフィギュアとか抱き枕といったものは公式グッズの海賊版扱いになりやすく争う余地が少ないので即逮捕されて終わり。
市販フィギュアの頭すげ替えただけのものを売っても海賊版になって逮捕されちゃいます。

また逮捕という事は企業が警察を動かしているケースが多いです。
この辺は明言は避けたいところですが、一般論として同人誌を売ってて原作が警察動かしてけしからんから捕まえろ!となって実際に警察が動いても厳重注意とかで不起訴で終わります。

ワンフェスが1日版権などがあってそのルールに従わないとなぜ商品が出せないかと言えば、許諾なく作って売ったら完全に海賊版だからです。動くお金も大きいしね。

つまり海賊版として逮捕された後に裁判があまり起こらないだけの問題。
損害賠償の形での和解されるだけ。
圧倒的に原作側の権利の方が強いですしね。

そもそも原作が行動に移すときは原作イメージの毀損といった部分が大きいのでは?つまりエロ同人。その辺は節度を持って原作が激怒しないように二次創作する側も想像力をもってください。

なお生成Aiのイラスト集は同人誌として原作にお目こぼしされるかというと正直かなり弱く、同人誌ではなく海賊版扱いされる可能性が高いとだけ言っておきましょう。

人間の生み出したストーリーや原作との違いや似てない部分も含めた部分の問題。
前述のように著作権が主張できる入る余地がほとんどないので限りなく海賊版に近い同人誌。
・・・・ヤクザがエロ同人誌を集めてきて、それをまとめて複製した本を怪しい本屋で売る商売のような・・・今の若い事にはわからんかw