なんか妙な引用ポストが来てた。クソ生意気だと思ったけど確かに説明不足な感じはする。
でもこれちゃんと説明するとめんどくさいんだよな。

まあ結局ポスト消しといた。皮肉っぽいし、どうしても主張したいことではない。
でもゲーム業界ネタとしてちょっと面白いと思ったのでここで説明してみる。

まず発端は生成AIの問題とアタリショックは同じじゃね?というポスト。
どっから引っ張って来たか分からない問題のある所だけ画像で貼り付けてた。

おいおいそりゃないだろ?
ATARIとStability AIを一緒にするな!と思ったわけだ。
んでATARIは盗んでないし版権も買ってきてた。アタリショックで有名なE.T.だってそうだ。
でもまあATARIの社員が大麻吸ってたのは有名だし、Stability AIもまともな社員じゃないかもなwwみたいなポストをしたわけだ。

そして生意気な奴のフォロワー欄見たらブロック済みだらけで真っ赤なやつが噛みついてきたんだよ。よく見ろと。

何言ってんのテメェ?中途半端にアタリショックの一部だけを取り上げて恣意的にアタリショックと同じといってるからツッコんでるんだが?馬鹿が。
でもそれ説明すると長くなるんだよな・・・と、ここで長文説明。

まず時系列。
アメリカ合衆国のベルヌ条約加入は1989年3月1日です。
アタリショックは1982年の年末商戦の商品がだぶつき、翌年の1983年の出来事。

ベルヌ条約加盟前なので会社の社員の著作権のうち財産権や著作者人格権というのが認められてないのよ。文句があれば裁判。
その結果、サードパーティが生まれた。

わけわからん?俺も詳しくはないので詳しい人のブログを見てくれ。
https://loderun.blog.ss-blog.jp/vcs_companies01

ことの始まりはアタリ社でVCS対応ソフトを担当していた4人の開発者――アラン・ミラー、ボブ・ホワイトヘッド、ディビッド・クレイン、ラリー・カプランが、カートリッジの売上に応じた報酬の支払いを要求したことにさかのぼる。しかしアタリ社上層部はこれを拒否。「よろしい、ならば戦争だ」と言ったかどうかは知らないが、4人はアタリを退社し、1979年10月にアクティビジョンを設立した。つうか、すぐにアタリ社と裁判という形で戦争になった。当時の家庭用ゲーム機は、プラットフォームホルダーのみがソフトを販売することが常識だったわけで、さしずめアクティビジョンは神に反抗したプロメテウスの立場となった。
 最終的に裁判は、アクティビジョンがライセンス料をアタリに支払うことを条件に和解。これをきっかけに、VCS市場への外部会社の大量参入が始まった。プロメテウスが人類に火を与えたように、アクティビジョンは人々に「サードパーティ」という知恵を授けた存在と言えるのではないだろうか。

https://loderun.blog.ss-blog.jp/vcs_companies01

つまり裁判の結果サイドパーティの権利を勝ち取った。
ベルヌ条約締結前の著作権の概念があるようでないアメリカでだ。
ちなみに今でもアメリカでは著作物は著作権局に登録しないと著作物としての権利を行使しにくい。

さて。ベルヌ条約締結前。つまり著作権があるようでなくパクり放題だ。
パクり放題のアメリカと明治時代から外圧でベルヌ条約を締結していた日本。比べる方がおかしいのだ。

そしてアタリはヒット商品だ。社員が金くれと要求して裁判するほど売れていた。
ATARIのゲームは当時としては悪くないんだ。

動画のサブスクサービスなどに入っているならこちらなどが分かりやすいかも
世界を変えたテレビゲーム戦争
ビデオゲーム The Movie(字幕版)

つまりだ。何度でも言うがATARIとStability AIを一緒にするな。

さて、この後サードパーティーの粗製乱造と高性能なファミコンブームが到来したりするのだがそのあたりの現在までのゲーム業界のことなどを少し書こう。
この時代・・・つまりバックトゥザフューチャーの時代。
日本の製品が最高で北米の製品はダメダメ。
日米貿易摩擦で日本が超貿易黒字で、アメリカが超貿易赤字だった。

時期としては日本のバブルが崩壊した時でもある。
そこで1985年。プラザ合意で日本は円安になっていく。合意前までは1ドル260円って感じかな?

だが日本の評判のいい商品が円安で買いやすくなるという事でもある。
日本の貿易黒字は膨らんだわけだ。
でも日本はバブルが崩壊している。徐々に不景気になっていくのだが、黒字と相殺される形で大きな変化はなかった印象だ。(当時高校生ぐらい)

ただ円が安いので外需から内需への転換に迫られる。

北米のベルヌ条約加入は1989年3月1日。
パクリが北米でも許されなくなる。

そして現在。
ファッキンジャップのクソボケ共は中国製iPhoneを高値で購入してお金献上。
androidのGoogleも含めて、暇のない日本人は稼いだ金をガチャゲの石にしてバーチャルギャンブルに金を投じる。つまり北米のグーグルかアマゾンにお金献上。
暇がないのでアマゾンで買い物。お金献上。

気が付いたらデジタル貿易赤字で大ピンチですってよ。

献上し過ぎだ、バカヤロー

そして生成AIという著作物泥棒野郎にまんまと政府まで騙されお金献上。

いつまで献上するつもりですか?

それもクリエイターの芽を生成AIで潰す。
活躍しているクリエイターはインボイスで潰す。
庶民は生成AIの消費する電気代で潰す。
中ぐらいの庶民は政府に騙されて買っちゃった新型NISAで潰す。
お金持ちは超円安で潰す。
政治家はパー券騒動で勝手につぶれる。

もちろん著作権者は生成AIで潰し北米に著作物献上。

おいおい瞬殺だよ。