孤児3万5千人、人身売買組織の動きも インドネシア 【朝日新聞】

さっきTVでタイのカメラマンの映像で、津波らしい波も来ずにあっという間に水位が上がっていくのを見たのだが、まったく何が起こっているのか分からないうちにという感じ。準備や知識があっても、たまたま居た場所によって生死が別れるのが分かる映像でした。

そんな感じで最近は津波の人的被害の拡大が大きく報道されてるのだが、経済損失としては意外にも小さいとの見方も。

とにかく人的被害が大きく、やっきになって募金活動している感もあるのだが、不幸の連鎖をどうくい止めるかが問題。伝染病やこういった人身売買などが大きくなってくるだろう。

ただ募金活動によって集まったお金が、こういった問題に大きな役割になるのかというと疑問だ。
上記報道を信じるなら新潟県中越地震の4分の1以下の経済損失なので先に国内の地震募金の方が先になるののではないか?などと思ってしまう。大きな規模の地震が海外で起き、人的被害と日本での報道も大きいが故にそちらの募金などが集まらないのでは、心情も分かるが順序が違うのではないかとも。
冷たいようだが、災害で失われた命は戻らないのだから、残された人をどうサポートできるかを考えるべきだろう。
雇用の創出のためにも、そういった地域に積極的に進出するのも一つの方法だろう。イラクなどとの地帯とは違うわけだし・・・。

また舗装工事などが進んでもそこに住む人が次々死んでしまったり誘拐されては意味がない。
遺体の火葬にあたっては、宗教の問題もあるので一筋縄ではいかないだろう。

名古屋に住んでて東海地震の可能性が叫ばれつづけている訳で、日本人として出来ることも少し考えてみたい。

募金以外で出来ることといえば・・・売春などに日本人が関わらないことか。日本は特にそういう対策が遅れているし、そうなると同時期大きく取り上げられた奈良小1女児殺害事件もまったく無関係とは言えないことのように思える。

関係ないかもしれないが、最後にこの記事も取り上げておく。
性犯罪者の出所情報把握へ 警察庁方針【産経新聞】

新潟県の災害地域ってADSLとセブンイレブンとATMぐらいあるかなぁ?情報インフラさえあればIT企業はもっと田舎にいくべきだと思うのだが、人材確保が難しいという側面もあったり。

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雑談というか「汚い爆弾」のことというか