賞を取ることだけは頑張っている

アニクルが「平成18年度日清食品incueitステップアップ助成金」の最優秀賞に続き、近畿経済産業局長賞なんてものを取ったらしいです。

近畿経済産業局長賞【キャリアに悩むITベンチャー社長のブログ】

アニメ業界を盛り上げようと頑張ってるのはいい。だがそれに態度が伴っていないのが問題だ。
まあアニクルのサイトを見れば一目瞭然だし、先日フォームから画像がアップロードできない件について問い合わせたのにまったく返事がないところを見るとサイトが生きているかどうかも怪しいところ。トップに掲載されているガイナックスをクリックすると同じようなサイトであるＧＡＭＥＪＯＢ（こちらはゲーム業界よりだが）への誘導リンクだけというのもなかなか楽しいサイトだ。

これが局長賞？『創造法』認定企業といろいろ助成を受けながら結局何もしてないようなコミックディレクターを思い出させるケースになりそうだ。いや、まったく動いていないＷＥＢサイトと当初はちゃんとソフトを作ってやっていたコミデ社と比べるのも失礼か。まああっさり消えたメディアドゥのセントラルバレー程度の売名プロジェクトだろうね。何年かしたらサイトを消してニュース＆リリースからも削除してしまうのだろう。

インタビュー動画なども見たが、動いていないサイトで賞を取り、それを信用にアニメと関係ない仕事を取ることをするのはクリエイターを食い物にしてるのではないだろうか？
不具合の返事も無いのにまた賞を取っただの言ってるのを言ってるのを見てちょっとカチンと来たので取り上げてみました。

追記：ＴＢを送った効果もあってか、お詫びのメールをいただきました。ということで怒りはおさまりましたので、サイトが改善していっていただけれよいかと思います。
直接お詫び＆改良の意見があれば・・ということでしたが、私自身ゲーム畑の人間でアニメーターじゃないからなぁ。単なるリンク集のアニメーター養成プロジェクトより上を目指してねってトコで。

まあちょっと意見を書くならば、私自身専門学校の講師もやっていたが、アニメーター養成プロジェクトが目指している原画マン育成は意味がないと思う。実際ある程度絵が書ければ専門学校に行かなくてもアニメーターにはなれると思うからだ。特に今はアニメの量産で原画マンが足りないからね。まあ金にはなかなかならないと思うが・・・。
まずチャレンジするために必要なのはアニメ制作会社へのアプローチの方法や、ヤバゲな状態に置かれている制作進行が空いてる人を捕まえやすい状態にすることだろう。システム的にはＧＡＭＥＪＯＢでいいじゃん？と思う部分も大きいので、アニメ塾と連動したり、動画（ＦＬＡＳＨを含む）のアップロードが出来るようになって欲しいと思う。アルバイト仕事の納品まで出来たりしたらプロのアニメーターも使いそうだ。ｗ